外壁塗装にシリコンがおすすめ？その理由を解説します！

外壁塗装を検討しているとき、「シリコン塗料」という言葉を頻繁に目にするのではないでしょうか。
シリコン塗料は外壁塗料の中で最もスタンダードな塗料です。
今回は、そんなシリコン塗料の人気の理由や特徴をご説明します。
ぜひ、塗料選びの参考にしてください。

□シリコン塗料が選ばれている理由は？

塗料の中では「アクリル系塗料」が最もグレードが低く、次に「ウレタン系塗料」「シリコン系塗料」「フッ素系塗料」「無機系塗料」の順番でグレードが高くなります。

シリコン塗料は、数ある外壁塗料の中で最も選ばれている塗料です。
では、なぜシリコン塗料がここまで人気なのでしょうか。

＊シリコン塗料の特徴

１つ目は、「コストパフォーマンスの良さ」です。
シリコン塗料製品の多くは、一定以上の耐久性（耐候性）がありながら、価格帯は外壁塗料の中では手に取りやすい中～中上程度。性能と価格のバランスが抜群に良い塗料なのです。戸建て住宅はもちろん、アパートやマンションなどの塗り替えでも幅広く使用されています。

２つ目は、シリコン塗装は特に、耐水性と耐候性に優れています。
耐候性が高いと、紫外線による塗装の色褪せ(チョーキング)と呼ばれる劣化症状が表れにくくなります。
外壁が劣化する原因である太陽光や熱、雨風に強い点は嬉しいですね。
それだけでなく、汚れが付きにくいことや、カビや内部結露が発生しにくい性質であることも特徴に挙げられます。

３つ目は、シリコン塗料にも様々な価格帯があり耐候性も異なる。

“シリコン塗料といわれる製品は、すべて同じような製品”といったイメージを持たれているかもしれませんが、それは違います。

水性もしくは弱溶剤(油性)なのか、どの程度の防汚性を備えているか、遮熱性や防カビ性能の有無、耐候年数も１０年程度から高耐候シリコンになると最長１８年程度の製品まであり、各社塗料メーカーの製品によって異なります。

そのため、「シリコン塗料にするかどうか」だけでなく、性能までしっかり検討する必要があります。

最後にどの塗料にも言えることですが、塗料持つ性能を存分に発揮させるためには、メーカー規定通りの塗布量(塗装の厚み)で「下塗り」⇒「中塗り」⇒「上塗り」の塗装工程でしっかりと乾燥させてから塗り重ねる必要が有ります👆

□まとめ

今回は、外壁の塗料選びに迷った時におすすめなシリコン塗料の特徴をご説明しました。
最上級グレードのフッソ塗料や無機系塗料に比べると耐候性は劣りますが、コストパフォーマンスに優れていることは確かなので、何を自分が求めるかも含めて検討できると良いですね。
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