外壁塗装の際に必要になる契約書について解説します!
外壁塗装などのリフォーム工事は決して安くはない買い物になりますので、契約内容をよく確認せずにサインすると、後から取り返しのつかないトラブルに発展する可能性もあります。
そこで今回は、外壁塗装の際に必要な書類と注意しておきたいポイントをご紹介します。
□外壁塗装の各種書類をご紹介!
以下より、外壁塗装の契約時に必要な書類をご紹介します。
1つ目は、「工事請負契約書」です。
これが、家主が業者に工事を依頼する旨を記した契約書になります。
2つ目は、「請負契約約款」です。
契約の取り決めや内容が具体的に説明されています。
3つ目は、「請負代金内訳書」です。
工事内容に関する詳細が記載されています。
4つ目は、「請求書」です。
依頼した業者から家主にあてて、工事代金の請求額が記載された書類です。
5つ目は、「工事保証書」です。
依頼した業者から家主へ、行った工事に対する保証内容が記載されています。
住宅工事やリフォームでよくある「言った・言わない」のトラブルを避けるために、契約内容に関する内容を口頭で約束するのではなく、必ず契約書を交わすようにしましょう。
□契約書を確認する際の注意点について
前章でご紹介した書類の中で、いちばん大切なものはやはり契約書である「工事請負契約書」です。
建設業法によって、工事請負契約書に書かれるべき内容は定められています。
ほかの書類に詳しく記載されている場合もありますが、工事請負契約書を中心に以下の内容が書かれているか、1度確認しましょう。
1つ目は、工事内容です。
建物の屋根や外壁の塗装を何回塗るのか、使用する塗料の製品名や使用缶数、また見落としがちな付帯部の“軒天”や“破風板”などに関してもどのような工程を行うのか、詳しく記載があるか確認しましょう。
2つ目は、工事全体の金額です。
各工程の工事費用は請負代金内訳書にありますが、契約書にも工事代金の総額が記載されています。見積書と照らし合わせて間違いがないか見て下さい。
3つ目は、工事期間です。
塗装作業は天候によって予定通りに進まないことも多いため、余裕を持って工程が組まれているか。現場仕事は日曜・祝日であっても工事を行うことがありますので、作業を休んでもらう日をあらかじめ業者さんと話し合っておく必要があります。
4つ目は、第三者が工事によって損害を受けた際の賠償金についてです。
工事中に万が一事故があった際の対応方法を確認します(足場材を運んでいる時に物を壊す、車に塗料が飛散する等)。
5つ目は、完成後に最終確認する時期と工事代金の支払い方法です。工事中の足場には飛散防止用のシートが貼られていますので、工事の終盤にはシートを外してもらったり、担当者と仕上りの最終チェックなどを行うようにして下さい。また、業者によって工事代金の支払い方法や時期(着工前・中間・完工後)は異なりますが、なるべく工事に取り掛かってから代金を支払うようにするのがベストです。
6つ目は、完成後の欠陥に対する保証についてです。
引き渡し後に欠陥が見つかった場合の保証はあるのか、またいつまで保証があるのかについて記載があります。
□まとめ
今回は、外壁塗装の際に必要になる書類と、確認するべき記載内容をご紹介しました。
思いがけないトラブルに巻き込まれてしまう可能性もないとは言えません。
契約書を入念に確認しておくことで、安心して任せられるでしょう。
屋根や外壁に使用する塗料や建物の劣化状態によっても保証期間は違ってきますので当社の保証内容について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください(^^)