徳島市国府町O様邸③ 付帯部塗装・美壁color工法(ベース、模様、トップコート)
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市国府町O様邸の作業内容をご紹介します】
≪付帯部塗装≫
付帯部塗装の作業状況です。まずは下地処理の“ケレン作業”からです。
雨樋やエアコンダクトカバー表面に細かな傷をつけて塗料の付着性が良くなるように下地処理を行います。
ケレン作業後、密着性向上のために「パーフェクトプライマー」を下塗りしていきます。硬質塩ビ・金属・木部などの下地にオールマイティーに使える下塗り材になります👆
中塗り・上塗り使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500F」。
弱溶剤2液形フッソ塗料で、期待耐侯年数は約16年~20年。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要になります👆
「マックスシールド1500F」2回目の塗装です。
破風板(はふいた)は雨風や紫外線の影響を大きく受ける箇所になりますので、「マックスシールド1500F」3回目の塗装をさせていただきました✨
南面や西面は常に太陽光をあびていますので、他の面(方角)よりも特に気をつけて塗装を行うようにしています(^^)
≪美壁color工法・ベース1回目≫
玄関廻りのタイル調の外壁塗装です。
「美壁color工法」のベース塗装1回目を行います。
美壁color工法は単色塗り(1色仕上げ)の塗装方法と違って、外壁側を2色・3色と使って塗装を行う「デザイン塗装」になります。
単色塗りの場合、どうしても新築当時のデザイン(柄)が消えてしまいますので、“のっぺり”とした印象になってしまいます。
美壁color工法はそのような悩みを解決するために開発された塗料と施工方法で、元々の意匠性をなるべく再現することが可能です(^^♪
まずはベース色となる色の1回目の塗装です👆
(※REVOトップワンSiは下塗り不要の材料になります)
≪美壁color工法・ベース2回目≫
ベース1回目が乾燥後、ベース2回目を塗り重ねていきます。
ここでは塗装の膜厚(厚み)に気を付けながら、たっぷりと塗装を行います👆
≪美壁color工法・模様塗り≫
ベース塗り1回目・2回目の塗装後、美壁color工法の「模様塗り(デザイン)」を行っていきます👆
ある程度ランダムに仕上がるように模様付けを行っていきますが、部分的に模様が多かったり、少なかったりすると、せっかくのデザイン塗装が台無しになってしまいますので慎重に作業を進めていきました(^^;)
またデザイン塗装の場合は、私たち(職人側)とお客様のイメージの食い違いがある事も想定されますので、塗装後に必ず仕上がり確認を行っております。
≪美壁color工法トップコート1回目≫
美壁color工法の最終工程は「美壁トップクリヤーNC」で仕上げていきます。
クリヤー塗料まで塗装することで紫外線による色落ちを防止します👆
また美壁トップクリヤー中に、汚れが付着しにくい無機成分を配合。塗膜表面上に無機成分が配向することにより、親水性を持つ(水になじみやすい)層を形成します。この技術により塗膜に汚れが付着しても、汚れの間に水が入り込み汚れを洗い流します。
≪美壁color工法トップコート2回目≫
通常クリヤー塗装は1回塗りで仕上りですが、より耐候性を持たせるために2回目の塗装を行いました(^^)
≪ベランダ防水塗装≫
続いて「FRP防水」のベランダ塗装作業です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
塗装1回目、密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。
≪門塀塗装≫
ポスト付の門塀(もんぺい)塗装です。
コンクリートやモルタルの場合、塗装前の下処理としてひび割れ(クラック)の補修がとても重要になります。特に雨水が侵入するような大きなひび割れは、建物に漏水するだけでなく媒体(構造体)にも悪影響を及ぼしますので早めの補修が必要です。
下塗り塗料はエスケー化研株式会社「水性ミラクシーラーエコ」。
性ミラクシーラーエコは塗装面への付着が良く、下地材への浸透性に優れているため上塗り塗料の吸い込みを防止する効果が期待できます。
続いて、中塗り・上塗り作業です。
一般的な“つや有り塗料”で塗装した場合、見た目はキレイに仕上がりますが、内部からの水蒸気を逃がしきれずに数年で塗装が浮いてしまうケースがあります。
ですので、モルタル壁の塗装で重要なのは、“透湿性に優れたつや消し塗料”を選ぶのがベストです。
紫外線に強い高耐候性の「フッ素塗料」や「無機塗料」で塗り替えたとしても、通気性が悪いと早期に塗装剥がれなどの不具合が発生する可能性があります。