名西郡石井町高川原Y様邸④ シャッターBOX塗装・屋根中塗り、上塗り、上塗り2回目・美壁color工法(模様塗り・トップコート)・ベランダ防水塗装
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原Y様邸の作業内容をご紹介します】
≪シャッターBOX塗装≫
スチール製、シャッターBOX塗装の作業状況です。
まずは表面の“目荒し”を行ってから、
下塗り塗料は関西ペイント「アレスダイナミックプライマー」。
エポキシ樹脂系さび止め塗料で、優れた付着力で上塗り材との密着性を向上させます。
【目荒し】⇒塗装面に細かな傷を付けて密着を向上させる下地処理。
中塗りと上塗り作業では、破風板塗装で使用した高耐候シリコン塗料
「マックスシールド1500Si」を使用します。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
≪屋根中塗り≫
続いて屋根中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。屋根用の遮熱塗料になります。
遮熱塗料には、太陽光を反射し室内の温度上昇を抑制する機能がありますので屋根材に直接塗るだけで効果があります。
また、様々な塗料メーカーの遮熱塗料がある中で、アステックペイントのスーパーシャネツサーモSiは、遮熱無機顔料(チタン複合特殊顔料)を配合していますので、高い遮熱効果を発揮します。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高い高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料のなかでも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の高い塗料です。
≪屋根上塗り≫
屋根上塗り作業へと進んでいきます。中塗りと同じ塗料を塗装していきます。上塗りだからと塗料を薄めるのは厳禁です。
中塗りと同じように塗料をたっぷりと塗り重ねることで、耐候性のある塗装が完成します👆
≪屋根上塗り・2回目≫
下塗り⇒中塗り⇒上塗りと「3回塗り」を行いましたが、塗料の吸込みが予想以上にあり、納得の仕上りになりませんでしたので上塗り2回目の塗装を行いました(^^)
現場では常にお客様目線で職人さんと話し合いを行い、丁寧な仕事を心掛けています👆
≪美壁color工法・模様塗り≫
ベース塗り1回目、2回目塗装後、美壁color工法の「模様塗り」を行っていきます👆
美壁color工法は、単色塗りとは違い「2色」「3色」と外壁塗装に色を付けていくことで、タイル調や石目調の外壁材の意匠性(デザイン)を復元できる工法になります✨
ある程度ランダムに仕上がるように模様付けを行っていきますが、部分的に模様が多かったり、少なかったりすると、せっかくのデザイン塗装が台無しになってしまいますので慎重に作業を進めていきました。
またデザイン塗装の場合は、私たち(職人側)とお客様のイメージの食い違いがある事も想定されますので、塗装前に試し塗りを行っております。
≪美壁color工法・トップコート≫
美壁color工法の最終工程は「美壁トップクリヤーNC」で仕上げていきます。
クリヤー塗料まで塗装することで紫外線による色落ちを防止します👆
また美壁トップクリヤー中に、汚れが付着しにくい無機成分を配合。塗膜表面に無機成分が配合することにより、親水性を持つ(水になじみやすい)層を形成します。この技術により塗膜に汚れが付着しても、汚れの間に水が入り込み汚れを洗い流します。
≪ベランダ塗装≫
続いて「FRP防水」のバルコニー塗装作業です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
まずは密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。