名西郡石井町石井K様邸② 屋根塗装・外壁塗装・鉄部下塗り
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井K様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪屋根下塗り(母家・犬舎)≫
まずは母家のスレート瓦の下塗り塗装へと進んでいきます。
こちらの屋根材には、既存塗膜(塗装)に「フッ素コーテイング」の塗装が施されていましたので、通常の下塗り塗料では付着性が悪いため、アステックペイント「エポプレミアムシーラープライマーJY」を塗装しました。
エポプレミアムシーラープライマーJYは、「フッ素コーティング」や「光触媒コーティング」などの難付着系塗膜への塗り替えが可能な“付着性に優れた二液型弱溶剤下塗材”です。
塗装工事は、知識不足が原因で間違った塗料を選定してしまうと、早期の剥離や不具合に繋がる可能性が出てきますので、事前の現地調査では必ず「一級塗装技能士」の資格を持ったスタッフが現場の確認をすることをオススメします👆
犬舎は波形のスレート屋根です。こちらにも付着性の高い「エポプレミアムシーラープライマーJY」を下塗りに塗装しました(^^)
※ボルト部は下塗り塗装前に“錆止め塗装”を行っています。
≪屋根中塗り(犬舎・母家)≫
下塗り乾燥後、上塗り作業へと進みます。
使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッ素)」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16~20年相当の耐候性が期待できます。
(*屋根の状態により異なる)
母家の屋根中塗り塗装です。
こちらも同じ遮熱塗料「スーパーシャネツサーモF」を使用します。
≪屋根上塗り≫
屋根上塗り作業です。上塗りだからと塗料を薄めるのは厳禁です。
中塗りと同じように塗料をたっぷりと塗り重ねることで、耐候性のある塗装が完成します👆
≪外壁下塗り≫
続いて、外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「弾性エポシーラー」。
K様邸の既存外壁塗料は“弾性塗料”と言って、ゴムのように柔らかい塗膜(塗装)になりますので、塗り替えの際にも弾性塗料で塗装を行うのが一般的です。
「弾性エポシーラー」は仕上塗料“超低汚染リファイン弾性1000MS-IR”専用下塗り材で、特殊エポキシ樹脂を配合し、塗膜に弾性を有している下塗材です。
≪外壁中塗り≫
下塗り乾燥後、中塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン弾性1000MS(無機シリコン)-IR」。
①超低汚染⇒コア層(弾性)とシェル層(強靭性)の2層からなるシリコン樹脂を採用。この構造により弾性を有しながらも、塗膜表面には汚れが突き刺さりにくく、建物を長期にわたって美しく維持することを可能にしています。
②高耐候性⇒塗料樹脂の劣化原因であるラジカルの発生を抑制する顔料を使用することにより、劣化の進行を抑えることができます。期待耐候年数約17年~20年。
③遮熱性⇒特殊遮熱無機顔料の使用により、太陽光の波長のうち温度上昇の原因となる近赤外線を効果的に反射する塗膜を形成。室内の温度上昇を抑え、生活環境の快適化に貢献します。
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから上塗り作業です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪金属部(ガルバリウム鋼板)下塗り≫
金属部のガルバリウム鋼板の下塗り材は、錆止め効果と密着性向上の「パーフェクトプライマー」を下塗りします。