名西郡石井町高川原S様邸③ 軒天塗装・外壁下塗り・中塗り・上塗り・破風板塗装・雨どい塗装
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原S様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
「コーキング打ち替え」、窓などをビニールで覆う「養生作業」が完了後、いよいよ塗装工事開始です。
まずは軒天=軒裏の塗装です。基本的に外壁塗装工程では建物の高い所から順番に作業を進めていきます。
使用塗料は関西ペイント「アレスダイナミックノキエ」。
虫が不快になる成分(ピレスロイド系薬剤)が配合されているので不快な害虫が寄り付きにくくなります。またアレスダイナミックノキエには一般的な軒天塗料に比べ、優れた透湿性で塗膜の膨れや剥がれの防止効果が期待できます。
艶消しの落ち着いた仕上がりになります。
軒天材の継ぎ目(目地)や隅は刷毛で塗りこんでから広い面をローラー塗りで仕上げていきます。
続いて軒天塗装2回目の仕上げ工程です。アレスダイナミックノキエは旧塗膜がある場合は、シーラーレス(下塗りなし)で塗装する事ができますので工期短縮や費用の削減にもつながる塗料です(^^)
≪外壁下塗り≫
外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれる下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
エピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上りが良くなります。
≪外壁中塗り≫
続いて12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁中塗り作業へと進んでいきます。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染⇒微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐候年数は20~24年。(※立地条件、外壁の状態により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射することで、室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性に優れた塗料です。
≪外壁上塗り≫
外壁中塗り作業後、しっかりと乾燥させてから外壁上塗り作業です。
S様邸の外壁にはコケや藻の繁殖が多く見られましたので、「アステックプラスSW」を上塗り塗料に添加して塗装を行いました。
アステックプラスSWは、防カビ性や防藻性に優れていて、約2000種の菌に対して効果を発揮します。
※元々、外壁塗料の中にも防藻・防カビ性は入っていますが、より高い効果が期待できます。
≪外壁(塗り壁)下塗り≫
玄関部、ベランダ部の外壁(塗り壁仕上げ)下塗り作業です。塗り壁は「サイディング」などの工場生産の建材と違って、新築時に現場で作業を行っている外壁仕上げ工法になります。
左官屋さんや塗装屋が“金コテ”や塗料の“吹付機械”などを使って様々なパターン(模様)を創り出します👆(※アイカ工業の「ジョリパッド」が有名です)
外壁下塗りにはエスケー化研「ミラクシーラーエコ」を使用します。
水性ミラクシーラーエコは塗装面への付着が良く、下地への浸透性に優れているため上塗り塗料の吸い込みを防止する効果が期待できます。
≪外壁(塗り壁)中塗り・上塗り≫
下塗り後、中塗り・上塗り作業へと進んでいきます。ここから色付けの工程です。
使用材料はスズカファイン株式会社「ビーズコートフレッシュ」。
この材料の最大の特徴は、塗膜が“超撥水タイプ”の塗料という点です。塗膜表面に付いた雨水が丸まって水滴となり外壁に付着した汚れなどを絡め取りながら落ちることで、雨筋汚れやカビ・コケの発生を抑制します。
また既存の外壁仕上げの意匠性(砂壁調のザラザラした質感)を残したまま塗り替えができますので、新築当時の落ち着きのある仕上がりになります。(*つや消し)
中塗りと同じ要領で「ビーズコートフレッシュ」をもう一度塗り重ねていきます。
≪破風板塗装≫
付帯部の破風板(はふいた)塗装の作業状況です。
まずは下地処理として、塗料との相性が悪い「ステンレス金具」に、密着性を向上させる“プライマー”を塗布していきます。
下地処理後、塗装作業です。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐候年数は約13年~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して外壁塗装との耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
既存色に合わせて黒系で塗り替えをさせていただきます✨
≪雨どい塗装≫
雨どいの塗装も同じ塗料、仕様で塗り替えを行いました✨