徳島市国府町T様邸③ 軒天塗装・外壁塗装・屋根塗装
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市国府町T様邸の作業内容をご紹介します】
≪塗装前・下地処理≫
外壁面の所々に“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充鎮されていましたので、外壁塗装前に“専用プライマー”を塗布します。(塗装が密着するシーリング材は変成シリコン系やポリウレタン系の材料になります)
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。外壁塗装の一番初めに塗装を行う部分になります。
使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料です。基本的にシーラーレス(下塗り不要)で、つや消しの落ち着いた仕上がりになります。
≪外壁下塗り≫
続いて、外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗りにエピテックフィラーAEⅡを塗装することで、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上がりがより一層よくなります。
≪屋根塗装≫
屋根塗装の下塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「サーモックシーラー」。
遮熱塗料用の下塗り材になります。この塗料は赤外線を反射する顔料を使用しているため、優れた遮熱性を持つ下塗り材です。
続いて、屋根中塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16~20年相当の耐候性を保持しています。(*屋根の状態により異なる)
屋根上塗り作業へと進んでいきます。中塗りと同じアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッソ)」を塗装していきます。
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業へと進んでいきます。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染→微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
➁高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐侯年数は20年~24年。(※立地条件、外壁の状態により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射することで、室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性に優れた塗料です。
続いて12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁上塗り作業へを進めていきます。
通常外壁塗装は「下塗り」⇒「中塗り」⇒「上塗り」と計3回塗りで仕上げますが、T様邸の南面や東面は日当たりが良く、他の北面や西面に比べて傷んでいましたので、上塗り2回目を塗装し、計4回塗り仕上げを行いました👆