名西郡石井町高原K様邸② 軒天塗装・外壁下塗り、中塗り、上塗り、上塗り2回目・付帯部塗装
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高原K様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
軒天(ケイカル板)=軒裏の事です。
まずは軒天と外壁の間にある“見切り”の下塗り塗装を行います。見切り材は木部になりますので素材に合った材料を選んで塗装します。
中塗り・上塗り使用塗料はアステックペイント「マルチエースⅡ-JY」。弱溶剤系塗料で、艶消しタイプで落ち着いた仕上がりになります。
また軒天は日が当たらない場所なので湿気を多く含んでいるため、カビや苔が繁殖しやすい箇所です。マルチエースⅡ-JYは防カビ・防藻効果に優れているので、お家の美観を長期間保つことが可能です。
≪外壁下地処理≫
続いて、外壁塗装前の下地処理です。
ステンレス製の換気フード廻りには“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充鎮されていましたので、外壁塗装前に“専用プライマー”を塗布します。
≪外壁下塗り≫
使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗り材にエピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上りがより一層よくなります。
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業状況です。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
仕様塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000si-IR」。
①超低汚染⇒微密で水と馴染みやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐候年数は一般フッ素グレード並みの約15年~18年。
③遮熱性⇒室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です(^^♪
ベランダと玄関まわりの外壁は色を替えて塗装を行います👆
≪外壁上塗り≫
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから外壁上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程では※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪外壁上塗り2回目≫
ここまで外壁下塗り⇒中塗り⇒上塗りと、計3回塗りを行いましたが、使用塗料に余裕がありましたので「外壁上塗り2回目」を塗装させていただきました(^^)
南面や西面などは紫外線の影響を大きく受けますので、計4回塗り仕上げを行うことで塗装の厚みが増してより分厚くなることで耐候性も向上します✨
安心工房では常にお客様にとってベストなご提案ができるように、現場職人と連携して作業を進めて参ります。
≪付帯部塗装≫
付帯部塗装作業へと進んでいきます。
まずは下地処理「ケレン作業」からスタートです。
ケレン作業は旧塗膜を剥がしたり、表面を整えて仕上りを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装すると、早期に塗装が剥がれてしまう恐れがありますので、木部塗装ではケレンなどの下地処理が特に重要になります。
続いて下塗りです。鼻隠しは鉄部になりますのでサビ止め効果と密着性の向上の為に下塗りを塗装します。
鼻隠し中塗り、上塗り作業です。
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐候年数は約13~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
「雨樋」も下地処理をしっかり行いまして塗装を進めていきます(^^)