小松島市田野町 S様邸 外壁塗装工事施工事例一覧

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小松島市田野町 S様邸 外壁塗装工事

小松島市田野町S様邸 仮設足場組立・高圧洗浄

2021.03.31

数日前に近隣の皆様へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、3月25日(木曜日)より、S様邸・外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

【仮設足場組立】

塗料飛散防止のため全面にメッシュシートを張って養生しています。

【高圧洗浄(水洗い)】

外壁の洗浄作業中。ガソリンエンジン式の業務用高圧洗浄機で、外壁に付着したコケなどの汚れ、劣化した塗膜(チョーキング)を丁寧に落としていきます。水圧の調整が可能ですので、外壁の素材(材質)に合わせて水圧を変えます
外壁洗浄前。コケや藻が目立ちます。
外壁洗浄後
ベランダ周りの外壁FRP防水の洗浄前。
洗浄後。外壁はもちろん、ベランダ防水(FRP)・戸袋・軒天・雨どい等、建物全体の汚れを丁寧に落としていきます。
テラス屋根 洗浄前
【おもてなし工事①】 汚れが目立っていたポリカーボネート屋根も一緒に洗浄させていただきました。
ブロック塀 洗浄前
【おもてなし工事②】 洗浄後
玄関タイル洗浄前
【おもてなし工事③】 洗浄後

小松島市田野町S様邸② コーキング打ち替え工事 

2021.04.03

屋根・外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪外壁補修工事≫

築20年近く経過している建物や新築時の施工不良などが原因で、現場によっては塗装前に外壁補修が必要な場合があります。

安心工房では、そのような場合も事前にしっかりと下地補修を行ってから工事を進めていきますのでご安心ください。

外壁材がきちんと固定されていないので、手で押すとグラグラしている状態です。
用途によって釘やビスを使い分け、下地木材(胴縁)に固定します。
1階タイル調の外壁も同じように補修していきます。
地味な作業ですが、建物全体を見直していくと2~3時間の作業になります。こういった細かい所を丁寧に補修することが長持ちする塗装へと繋がっていきます。

コーキングとは・・・?

外壁のコーキング工事は、外壁材の劣化や建物内部への雨水浸入を防ぐために必要な工程になります。(シーリングとも言います◎)

実際コーキングがどのような部分に使われているかというと・・・

外壁材の目地(継ぎ目)や窓サッシ周りに、コーキング材を充填しておくことで雨漏りによる躯体の腐食劣化を防ぐ役割をしています。

コーキング材は弾性(伸縮性)があるため、建物が揺れた際に起こる、外壁材のズレやひび割れに追従します。

ですが年数が経つと、コーキング材の表面が劣化してひび割れたりボロボロと剥がれるようになりますので定期的なメンテナンスが必要です。

≪既存コーキング撤去作業≫

外壁目地(継ぎ目)のコーキング撤去後。
窓サッシ周りコーキング撤去後。
シーリングマスキングテープ張り

≪プライマー塗り≫

コーキング専用プライマーを目地や窓サッシ周りに塗布します。外壁材とコーキング材の密着性を向上させる役割をします。

≪コーキング打ち(充填)・ヘラ仕上げ≫

専用ガンでコーキング材を充填。
ヘラで押さえながら表面を滑らかにならします。
マスキングテープを剥がして完了です。
化粧幕板(帯)コーキング施工前
化粧幕板(帯)コーキング施工後

≪コーキング使用材料≫

小松島市田野町S様邸③ 養生・軒天塗装

2021.04.07

外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪養生作業≫

コーキング打ち替え工事が終わりましたので、続いて養生作業です。窓枠(サッシ)や床などの“塗装しない部分”に塗料が飛散しないようにビニールで覆います。外壁塗装の工程で言えば、地味な作業になりますが養生をどれだけ丁寧に行うかで塗装の完成度が決まると言っても過言ではありません。

サッシ枠に貼るマスキングテープがガタガタになっていたり、塗装しない部分に塗料が付着していれば、外壁を綺麗に塗り替えたとしても台無しになってしまいます。

手間を省こうとすれば、どうにでもなってしまう作業だからこそ、こういった目立たない部分が丁寧に行われている現場は、塗装の完成度も期待できるはずです。

ベランダ周り・養生後。手摺や床のFRP防水は塗り替えする部分ですが、外壁などの塗料が飛び散ると仕上がりが悪くなってしまうので養生しています。
基礎やコンクリート土間の養生後。

≪軒天塗装≫養生作業完了後、いよいよ塗装に入ります。軒天(のきてん)と呼ばれる軒裏から塗装を進めます。

軒天塗装1回目。日本ペイント「ケンエースGⅡ」軒天専用つや消し塗料を使用します。基本的にシーラーレス(下塗り不要)です。※防カビ・防藻性に優れ、湿気の多い軒天にベストな塗料です。
軒天塗装2回目仕上げになります。
乾燥後、つや消しの落ち着いた仕上がりになります。

小松島市田野町S様邸④ (2階)外壁下塗り・中塗り・上塗り

2021.04.12

外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪2F外壁下塗り≫

下塗りには、日本ペイント「パーフェクトサーフ」を使用します。
パーフェクトサーフは外壁材との密着性(シーラー機能)が良い事はもちろんですが、下地調整材としての機能も非常に優れています。経年劣化した外壁材表面の凹凸を埋める役割も兼ね備えていますので、仕上がりが抜群に良くなります。
下塗り「パーフェクトサーフ」塗装後。
下塗り塗装後、エアコンダクトカバー周りのコーキングにプライマーを塗布。ダクトカバーや換気フード周りのコーキングは塗装と相性が良くない材料が使用されている事が多いので、しっかりと下地処理を行います。

≪2F外壁中塗り≫

翌日、下塗り塗料がしっかりと乾燥しましたので次は中塗りです。

ここからが色付けの工程になります。中塗り上塗りは同じ材料を使用し、塗装を塗り重ねていきます。(下塗り⇒中塗り⇒上塗り *計3回塗り)

外壁の中塗り作業中。超耐久塗料の日本ペイント「ファイン4Fセラミック」を使用します。フッ素グレードの中でも最上級の耐候性と光沢(ツヤ)があります
中塗り塗装後。淡いピンク系の色です。(色:NDー460)

≪2F外壁上塗り≫

ファイン4Fセラミック」2回目。仕上げになります。
上塗り塗装後。

≪付帯部塗装≫

2F外壁塗装と同時進行で、破風板(はふいた)や雨どいの塗装も行っていきます。

破風板の下塗り(鼻隠しとも言います)。木製の破風板なので、古くなって剥がれた旧塗膜のケレン作業をしてから塗装します。
破風板中塗り。日本ペイント「ファインウレタンU100
破風板上塗り。既存色と合わせた黒系で仕上げました。
雨どいも同じ材料で塗装していきます。

≪ベランダ手摺・格子 アルミ塗装≫

アルミ製の手摺窓サッシ枠基本的に塗装はしませんが、S様邸では色褪せが著しく進行していました。施主様へ塗装した後のリスクなどもご説明させて頂きまして、ご検討いただいた結果塗装をする事になりました。

ベランダ手摺・格子の下塗り「密着バインダー(プライマー)」。ステンレスアルミなどの塗料が密着しにくい材質に使用します。
中塗り作業中。刷毛やローラーでは綺麗に仕上がりませんので、スプレーガンで吹付塗装します。
上塗り作業中。後日、傷が付いても剝がれにくいように仕上げにクリヤー塗装を行います。

≪幕板(帯)塗装≫

2階壁と1階壁の間にある幕板(まくいた)の中塗り作業中。上下の外壁材のアクセントになる部分ですので、外壁色に合う濃い目の茶系で塗装します。
幕板上塗り 
幕板仕上がり

小松島市田野町S様邸⑤ (1階)クリスタルアート外壁下塗り・戸袋塗装

2021.04.17

外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪1階目地シーリング・下地処理≫

2階の外壁塗装が完了いたしましたので、続いては1階の外壁塗装です。

塗装後に目地シーリング部分からのヒビ割れや剥離などの不具合が出ないように弾性フィラー(下地調整材)を塗装し下地処理をします。

通常、サイディング壁でこのような下地処理は必要ありませんが、S様邸の外壁は多彩模様塗料仕上げになりますので、シーリングの上に塗装する場合は多少ヒビ割れなどのリスクがあるようです。万が一の為にメーカー施工要領書に従って作業を行います。

日本ペイント「DANフィラーエポ」下地調整材を使用します。
建物全体の目地シーリング部分に塗装していきます。塗料自体がドロッとしていて重たいので厚みが付きます。また弾性機能(伸縮性)がありますので、シーリング材の動きに追従する事で仕上げ塗料(多彩模様塗料)が割れたりするのを防いでくれます。

≪多彩模様塗料とは?≫

現在、一般的な外壁塗装工事では、刷毛やローラーを使って単色塗料(1色)で仕上げることがほとんどです。(外壁材の種類に関係なく)

しかし、多彩模様塗料専用ガンによる吹付仕上げ工法を行いますので、独特の質感や意匠性を創り出すことが可能になります。

塗料には、色調や色合いの異なる顔料チップが混ぜ込まれている事で、美しい多色模様と立体感を出すことができ、本物の石材やタイル壁を思わせるようなデザイン性の高い仕上がりとなります。

S様邸の多彩模様塗料は日本ペイント「クリスタルアートUV」を使用します。フッ素グレードと同等の耐候性があり、期待耐候年数は約15~18年になります。
色は茶系の「NCA-16」を選んでいただきました。

≪クリスタルアートUV・下塗り≫

クリスタルアートUV下塗りを刷毛やローラーで塗装します。上塗り(仕上げ)に合わせた専用色を使用します。
クリスタルアートUV下塗り塗装後。基本的には1回塗りが標準ですが、下地が透けたりする場合は2回塗りをします。

≪戸袋塗装≫

スチール製の戸袋です。ケレンは表面のサビを落としたり、塗料の付着性を向上させる為に行います。仕上がりにも違いが出ます。
戸袋塗装作業中。機械によるスプレーガン塗装できめ細かな仕上げを行います。
「防錆形ファインウレタン」2回塗りで仕上げました。

小松島市田野町S様邸⑥ (1階)クリスタルアート上塗り吹付

2021.04.22

外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪クリスタルアートUV・上塗り≫

下塗りをしっかり乾燥させてから、いよいよ上塗り(多彩模様塗料)の吹付作業に入っていきます。

クリスタルアートUV・上塗り作業中。コンプレッサーでエアーを送って専用ガン(万能ガン)にて外壁全体に均一に吹付していきます。熟練職人の腕の見せ場です👆
クリスタルアートUV・上塗り吹付後。完全に乾いていませんので、吹付すぐはクリヤー層が白っぽく浮いて見えます。
乾燥後です。数種類の色が散りばめられていますので重厚感が出て意匠性に優れた外壁に。艶も落ち着いていて自然な仕上がりになります。
上塗りで計5缶使用しました。(*裏にもう1缶あります)

≪シャッターBOX塗装≫

塗料の付着が悪い部分には「密着バインダー(プライマー)」を下塗り塗装。
防錆形ファインウレタンで2回塗り仕上げ。(計3回)

≪手摺・笠木(かさぎ)塗装≫

手摺のアルミ部分には「密着バインダー(プライマー)」を下塗り塗装。
防錆形ファインウレタンで2回塗り。乾燥後、手摺にはシリコンクリヤー塗装を行い、傷や汚れが付きにくいようにします。

≪FRP防水補修&トップコート≫

補修前のベランダFRP防水。紫外線によるダメージで塗装のひび割れが多く見られました。
ひび割れ部分には、FRPガラスマット+樹脂で固めて補修。乾燥後、表面を保護する役割のトップコートを塗装しました。

小松島市田野町S様邸⑦ シャッター塗装・水切り塗装・板金工事・仮設足場解体

2021.04.27

外壁塗装工事を行っている小松島市田野町S様邸の作業内容をご紹介します

≪シャッター塗装≫

上下に開閉するシャッターの塗装です。巻き込み式で傷が付きやすい箇所ですので基本的に塗装はお勧めしませんが、S様邸では紫外線による色褪せが酷かったので塗り替えをさせて頂きました。(*又普段は一日中閉めているので開閉する事も少ないという条件もありました)

細かな傷を付けて塗料の付着を向上させます。
隙間を塗料で埋めてしまうと開閉がスムーズにいかず、塗料も割れてしまうので表面だけを短毛ローラーで転がして塗装します。
シャッターBOXと同じ黒系で仕上げました。

≪雨どい塗装≫

ファインウレタン2回目(仕上げ)

≪水切り塗装≫

ファインウレタン1回目
ファインウレタン2回目(仕上げ)

≪漆喰(しっくい)補修工事≫

陶器瓦(塗装の必要ない屋根材)の谷樋のモルタル劣化が見られましたので漆喰で補修をしました。

劣化したモルタルが雨樋にボロボロと落ちている状態でした。
谷樋部分の隙間に黒漆喰を詰めてコテでならして仕上げます。

≪板金工事≫

板金工事は金属製の鋼板を加工し取付する工事になります。

S様邸の破風板(はふいた)鼻隠しは木製で、部分的に腐食している所や塗装では長持ちしない箇所がありましたので、板金工事をしました。

部分的に腐食が進んでいて塗装できない状態でした。
板金工事⇒塗装後
木製の場合、雨風を直接受けるこのような部分は塗装をしても長持ちしませんので、板金工事がオススメです。
取り付け後、他の部分と同じ色で塗装する事で素材が違っても目立ちにくくなります。

≪仮設足場解体≫

以上でS様邸の外壁塗装工事の作業工程がすべて完了いたしました。

施主さん立会いのもと、完工検査も問題なく終わりましたので、4月26日(月曜日)に足場を解体しました。

S様、長い間大変お世話になりました。今後とも末永くお付き合いの程、よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。