名西郡石井町藍畑 K様邸 屋根・外壁塗装工事施工事例一覧

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名西郡石井町藍畑 K様邸 屋根・外壁塗装工事

名西郡石井町K様邸 仮設足場組立・高圧洗浄・シーリング工事

2021.08.02

数日前に近隣の皆様へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、7月26日(月曜日)より、K様邸・屋根・外壁塗装工事が始まりました。

しばらくの間、近隣の皆様方にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

≪養生作業≫

仮設足場の組立の際や工事中に、傷が付いたり破損させてしまう恐れがある箇所は事前に養生します。

庭のタイル養生。さらに足場材が設置する部分はこの上に木板を敷きます。
花壇など作業中に足が付きそうな箇所は特に念入りに養生します。

≪仮設足場組立≫

近隣へご迷惑が掛からないように全面をメッシュシートで覆います。吹付作業の際はシートを張り増しします。

≪温水器撤去≫

昔よく見かけた屋根上に設置された温水器です。現在は使用していませんので撤去&処分します。
撤去後。幸い屋根瓦の破損などは無く、塗装メンテナンスで対応できそうです。

≪高圧洗浄・水洗い≫

屋根・高圧洗浄中
外壁・高圧洗浄中 水圧をかけると古い塗膜や汚れが落ちていきます。

≪シーリング工事(コーキング)≫

K様邸のお家はALC(軽量気泡コンクリート)と呼ばれる外壁材を使用しています。こちらの外壁材の場合、既存コーキングを全撤去するには膨大な費用手間が掛かってくる為、基本的には増し打ち工法でシーリングを充填します。

(※コーキングの厚みが十分に付けられない場合酷く傷んでいる場合は撤去後、打ち替えします)

接着性を向上させるプライマー塗り
シーリング材充填
専用のヘラで厚みを確保しながら“ならして”いきます。
シーリング施工後。窓サッシや目地(縦・横)など建物全体を防水処理します。
使用済材料:超寿命シーリング材「オートンイクシード」

名西郡石井町K様邸② 屋根下塗り・軒天塗装・外壁下塗り

2021.08.04

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町K様邸の作業内容をご紹介します】

シーリング工事が完了しましたので、窓サッシ玄関タイル庭の土間などに塗料が飛散しないように養生作業を行ってから塗装作業に入っていきます。

≪屋根下塗り≫

K様邸の屋根材はセメント瓦になります。セメント瓦との密着性の向上吸い込み止めとして下塗り(シーラー)を塗装します。

日本ペイント「ファイン浸透造膜シーラー」塗装中。波形の形状なので作業時間は掛かりますが、手塗り(ローラー)でたっぷりと厚みを付けながら塗装をします。
塗装後は光沢が出て屋根色が濃くなります。
使用済み塗料缶

≪軒天(のきてん)塗装≫

屋根下の軒裏部分です。壁面はこの部分から塗装を進めていきます。

日本ペイント「ケンエースGⅡ」1回目。塗り替えで旧塗膜の上に塗装する場合、下塗りは不要です。(シーラーレス)
日本ペイント「ケンエースGⅡ」2回目。塗装後はつや消しの落ち着いた仕上がりになります。
使用済み塗料缶

≪外壁下塗り≫

続いて外壁の下塗りです。ALC(軽量気泡コンクリート)の外壁材は表面に小さな穴が無数にあるので、塗り替えでは下地調整材を使用します。

下地調整材は一般的な下塗り(シーラー)に比べて塗料が重たくドロドロしているのが特徴です。細かなひび割れや穴(ピンホール)を埋める役割をします。

日本ペイント「パーフェクトフィラー」を使用。材料が重たいので塗る手間は倍以上必要になりますが、この段階でしっかり厚みを付けて外壁材表面をカバーすることで、塗装後の仕上がり耐候性に差が出ます。
「パーフェクトフィラー」塗装後(2階周り)
「パーフェクトフィラー」塗装後(玄関周り)
使用済み塗料缶

名西郡石井町K様邸③ 外壁補修・外壁中・上塗り・屋根中塗り

2021.08.09

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町K様邸の作業内容をご紹介します】

≪外壁補修≫ベランダ周りの補修工事状況です。新築時のALC外壁の上に吹付塗装を施工していましたが、ひび割れから雨水が内部に侵入していたため塗膜が浮いている状態です。

ALC出隅(コーナー)・補修前 塗膜を剥がして塗装するだけでは段差ができて見栄えが悪いのでカチオンフィラー(セメント)で補修します。
ALC出隅(コーナー)・補修後 この上に専用塗料をコンプレッサー機械で吹付し他の部分と模様を付けて補修跡を目立たなくします。(パターン合わせ)
ALC笠木(かさぎ)・補修前 こちらもベランダ周りです。塗膜が剥がれていたり、全体的にひび割れが発生しています。
ALC笠木(かさぎ)・補修後
笠木は専用ローラーで模様を合わせました。無数にあったひび割れもしっかり埋まりました。

≪屋根中塗り≫下塗り乾燥後、中塗りを塗装していきます。使用材料は関西ペイント「ダイナミックルーフMUKI」。屋根塗料の中で耐候性が最上位の無機・有機ハイブリッド塗料です。

≪外壁中塗り≫

下塗り(下地調整材)から12時間以上しっかりと乾燥させてから外壁中塗りを塗装します。外壁に使用する材料も超耐候・無機系塗料の日本ペイント「パーフェクトセラミックトップG」を塗装します。日本ペイント外壁用塗料の最上位品です。

使用材料【パーフェクトセラミックトップG・専用中塗り】

≪外壁上塗り≫

翌日、外壁上塗り(仕上げ)を塗装しました。中塗りと同じように刷毛やローラーを使って隅々まで塗り残しのないように作業していきます。

使用材料【パーフェクトセラミックトップG・上塗り】

≪付帯部塗装≫

外壁塗装完了後、付帯部(ふたいぶ)塗装に移ります。写真は木製の鼻隠し塗装前です。木製の上に外壁と同じような吹付模様が施されていますが、剥がれている箇所が多く見られます。

ベランダ周りと同様に古い塗膜を剥がして塗装するだけでは、仕上がりに差が出てしまいますので塗装前に模様付けを行います。

木に塗料が付着するように下塗りシーラーを塗装。
模様付け完了後(パターン合わせ)

鼻隠しの下地調整が完了しました。乾燥後、仕上げ塗料を塗装していきます

名西郡石井町K様邸④ 屋根上塗り・付帯部塗装

2021.08.18

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町K様邸の作業内容をご紹介します】

≪屋根上塗り≫

「ダイナミックルーフMUKI」の2回目、仕上げになります。中塗りと同じように、刷毛やローラーで塗り残しを確認しながら作業していきます。

屋根塗装完了後
使用済・塗料缶

≪付帯部塗装≫

先日、下塗りと模様付け(下地調整)を塗装した木製の破風板雨樋雨戸などの進行状況です。

破風板:ファインウレタン1回目
雨どい:ファインウレタン1回目
破風板:ファインウレタン2回目(仕上げ)
雨どい:ファインウレタン2回目(仕上げ)

破風板は明るめの茶系を塗装することでアクセントになり、雨どいは黒系で全体を引き締める役割をします。

雨戸:ファインウレタン1回目
雨戸:ファインウレタン2回目(仕上げ)
雨戸塗装完了後

名西郡石井町K様邸⑤ 戸袋吹付・板金工事・雨漏り修繕工事

2021.08.31

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町K様邸の作業内容をご紹介します】

≪戸袋塗装≫

写真のような形状の戸袋は、基本的にコンプレッサー機械での吹付塗装を行います。刷毛やローラーで塗装をすると、刷毛の筋ローラー模様が入るのでどうしても仕上りが悪くなってしまいます。

均一に仕上げる為にはスプレーガンによる吹付が適しています。近隣への飛散防止の養生作業は念入りに行います。

吹付塗装1回目。外壁色と合わせた淡彩色仕上げです。
吹付塗装2回目
吹付塗装後

≪板金工事≫

板金工事=薄い金属製の鋼板を加工し張ることです。「板金巻き」と言います。

屋根の妻側にある破風板は雨風の影響を大きく受ける部分ですので、K様邸の木製破風板の場合、上に塗装を行っても長持ちしません。板金工事で覆うことで木材を保護し、他の部位とのメンテナンス周期を合わせることにも繋がります。

破風板・板金工事①
破風板・板金工事②

板金を張った後に、他の部分と色を合わせる為に塗装を行っていきます。

破風板・板金塗装
板金塗装後

≪雨漏り修繕工事≫

外壁1階屋根の取り合い部分から雨漏りが発生していましたので、漏水試験で雨漏り箇所の特定後、修繕を行いました。以前から度々雨漏りを繰り返し、原因がわからなかったようです。

外壁部分撤去後。防水シートに穴が開いた状態でした。雨漏りの原因はこれだけではなく、雨仕舞にも問題がありますので根本から直していきます。
防水シート・屋根瓦部分撤去後。雨水の侵入を防ぐ役割の捨て板金(赤枠)もやり直しをします。
捨て板金・屋根瓦葺き直し・防水シート貼り
水切り板金取付
防水シート2枚目貼り付け
防水シート3枚目貼り付け
外壁(ALC)張替後。
新設コーキング後

新設のALC外壁には模様がなくフラットですので、既存部分と合うように再塗装で模様を付けていきます。

下塗り・塗装吹付(模様合わせ)
上塗り・塗装吹付(模様合わせ)

一級塗装技能士が新しく張り替えた事がわからないように模様を合わせて吹付を行いました👆乾燥後、仕上げの色を塗って完成になります。

名西郡石井町K様邸⑥ 下屋根塗装・補修塗り

2021.09.04

【屋根・外壁塗装工事を行っている石井町K様邸の作業内容をご紹介します】

≪屋根塗装≫

下屋根の塗装が完了しました。足場間を移動する際に足跡や汚れが付いてしまいますので基本的には最後に塗装を行います。

使用塗料:関西ペイント「ダイナミックルーフMUKI

≪補修塗り・タッチアップ≫

塗装後の最終チェックを行います。2階から1階の隅々まで、塗り残し仕上りの確認、塗料が付着してしまったサッシ周りなどの拭き掃除を行います。

気になる箇所は目印テープを貼って塗り忘れが出ないようにします。
仕上がった外壁面にわずかに落ちた塗料も見逃しません。

≪おもてなし工事≫

換気フードの劣化が酷かったので新品へ交換させていただきました。

換気フード撤去
コーキング処理+塗装
換気フード取付。最後に周りをコーキングで防水します。

K様邸の塗装工事もいよいよ完成が近づいてきました。お盆前から工事に着手しておりましたが、天候に左右され思うように工事が進まず、予定よりも工事期間が長くなってしまいました。K様には温かく見守っていただき、本当に感謝申し上げます。

本日、施主様との完工検査が終わり次第、月曜日に足場を解体します。解体後は波板の張替和室天井材の張替を着手し工事完工になります。