名西郡石井町高川原 N様邸 外壁塗装工事
名西郡石井町高川原N様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄(水洗い)
2022.04.02
数日前に近隣の皆様へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、3月31日(木曜日)より、N様邸の外壁塗装工事が始まりました。
しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪仮設足場組立≫
塗装工事では高所での仕事になりますので、安全に行う為には仮設足場が必要です。今回の現場も普段からお願いしている足場専用業者さんに丁寧な作業用足場を設置して頂きました✨
≪高圧洗浄(水洗い)≫
外壁塗装工事で一番最初に行う作業になります。ガソリンエンジン式の業務用高圧洗浄機で屋根や外壁の頑固な汚れを丁寧に落とします。
名西郡石井町高川原N様邸② 外壁クラックUカット・コーキング打ち替え・下地調整カチオン補修
2022.04.09
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町N様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁クラック・Uカット≫
N様邸の建物は鉄筋コンクリートになります。コンクリート住宅は地震の耐震性や建物の耐用年数は一般木造住宅に比べて高くなりますが、築年数の経過と共にクラック(ひび割れ)などの亀裂が起こってしまいます。
鉄筋コンクリートの外壁塗装工事では、塗装前にひび割れをしっかりと補修することが大切です。雨水などによる漏水を未然に防ぐことで、建物(躯体)の老朽化を抑制することに繋がります。
軽微なクラックであれば補修材を表面に擦り込む程度で済みますが、写真のような深いクラックの場合、深部にまで補修材を充填しないと再発の可能性がありますのでしっかりと補修を行っていきます👆
電動工具を使ってクラック箇所に“溝”を掘ります。(Uカット処理)
これはひび割れの奥まで補修材を充填させる為に行う工法です。この処理をすることで、完全ではありませんが建物の動きに追従することが出来ますので再発を抑制することが可能になります。
また、写真のようにUカット周りの外壁模様(パターン)を削ることで、この後の補修跡が目立ちにくくなります。
Uカット処理後、補修材(コーキング)を充填する前に密着性向上のプライマーを塗布。
補修材(コーキング)乾燥後、表面を平滑にするためにカチオン系セメント材をコテ塗りします。
カチオン系セメント材「カチコテSP」乾燥後、補修跡が目立たないように既存の外壁模様(パターン)を吹付塗装で復元します(^^)
≪コーキング打ち替え≫
増築部分の外壁は窯業系サイディング材を張っていましたので、目地やサッシ周りのコーキングを打ち替えしました。
名西郡石井町高川原N様邸③ 養生作業・外壁下塗り・模様(パターン)吹付
2022.04.14
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町N様邸の作業内容をご紹介します】
≪養生作業≫
養生作業の状況です。窓(サッシ)や床などの“塗装しない部分”に塗料が飛散しないようにビニールで覆います。外壁塗装の工程で言えば、地味な作業になりますが養生をどれだけ丁寧に行うかで塗装の完成度が決まると言っても過言ではありません。
サッシ枠に貼るマスキングテープがガタガタになっていたり、塗装しない部分に塗料が付着していれば、外壁をきれいに塗り替えたとしても台無しになってしまいます。
手間を省こうとすれば、どうにでもなってしまう作業だからこそ、こういった目立たない部分が丁寧に行われている現場は、塗装の完成度も期待できるはずです。
≪外壁下塗り≫
養生作業後、建物全体の塗装がスタートです。
下塗り塗料は関西ペイント「アレスダイナミックフィラー」です。
仕上げ塗料の吸い込みを止めたり、ヘヤークラック(ひび割れ)を埋める役割をします。この工程でたっぷりと塗装の厚みを付けることで仕上り(光沢)に差が出ます。
≪外壁模様(パターン)吹付≫
外壁ひび割れ部のUカット処理や塗膜の浮き部補修を行った範囲の続きになります。
カチオン系セメント材で補修した部分に下塗りを塗装します。
既存の外壁に合わせて新築の時と同じように吹付し、パターンを復元しています。
塗装前の下地処理が完了しましたので、補修した部分にも下塗りを入れました。
次回の工程は外壁中塗り(色付け1回目)です。
名西郡石井町高川原N様邸④ 外壁中塗り・外壁上塗り
2022.04.21
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町N様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁中塗り≫
外壁塗装(2回目)中塗りの作業状況です。
使用塗料は、関西ペイント「アレスダイナミックTOP」。
近年主流になってきた“ラジカル制御塗料”です。紫外線が当たる事により、塗膜劣化の原因になる“ラジカル”という物質が発生しますが、それを制御する塗料になります。(期待耐侯年数:約15年)
≪外壁上塗り≫
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁塗装3回目の上塗り工程です。
安心工房では、外壁の作業工程は※一日一工程と定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかり守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
外壁塗装3回塗りが完了しました。残りの作業は、ビニール養生の撤去や戸袋・雨戸の吹付塗装になります。引き続きよろしくお願い致します。
名西郡石井町高川原N様邸⑤ 戸袋・雨戸 吹付塗装
2022.04.26
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町N様邸の作業内容をご紹介します】
≪戸袋・雨戸塗装≫
写真のような形状の戸袋は、基本的にコンプレッサー機械での吹付塗装を行います。刷毛やローラーで塗装をすると、刷毛の筋やローラー模様が入るのでどうしても仕上がりが悪くなってしまいます。
均一に仕上げる為にはスプレーガンによる吹付が適しています。もちろん、近隣への飛散防止として、養生作業は念入りに行います。
(写真は撮り忘れてしまいましたが、塗装前に紙やすりで全面研磨処理を行っております💦)
光沢がキレイに出て納得の仕上りになりました👆(手塗りでここまでのツヤはでません)
N様邸の戸袋・雨戸は約40枚ほどありましたので、二日間の作業に及びました。施主様にも大変喜んでいただきましたので良かったです<m(__)m>
≪水切り塗装≫
外壁と基礎の間にあるのが「水切り板金」と呼ばれる部位になります。
鉄部の場合は、水性塗料よりも油性のほうが光沢が出てキレイに仕上がりますので材料を使い分けています。
≪ダクトカバー塗装≫
エアコンのダクトカバーです。外壁がキレイになると目立つ部分ですので普段から塗装させて頂いております✨
屋外の照明器具カバーも塗装の色褪せや白サビが発生していましたので、一緒に塗装させて頂きました(^^)
N様邸の外壁塗装工事もいよいよ完成が近づいてきました。
残りの作業はサッシ窓のペンキ汚れを落としたり、塗り残しの最終確認、建物周辺の清掃を行ってから仮設足場を解体いたします。
バルコニーの防水工事から始まり、約1カ月半の長期間になりましたが、施主様には暖かく見守っていただきまして本当に感謝申し上げます<m(__)m>
最後まで気を抜かず、安全で丁寧な作業を心掛けます。引き続きよろしくお願いいたします。