徳島市名東町 A様邸 屋根葺替工事・外壁塗装工事
徳島市名東町A様邸① 仮設足場組立・屋根葺替え工事・高圧洗浄・コーキング打ち替え
2022.06.13
数日前に近隣の皆様へ「工事のお知らせ」と挨拶回りを済ませ、A様邸の屋根葺き替え工事・外壁塗装工事が始まりました。
しばらくの間、近隣住宅の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますがご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。
≪仮設足場組立≫
屋根工事の際に発生する瓦のガラや土、埃、外壁塗装の塗料飛散防止の為に、全面をメッシュシートで養生。
また今回の現場周りは、住宅が密集していますので工事の際には特に気を付ける必要があります。工事の品質は当たり前ですが、工事によるトラブルを未然に防ぐ事も、私たち専門業者の役目です。
≪屋根葺き替え工事≫
A様邸の屋根材はスレート瓦でした。工事前の現地調査(見積り)の際に、屋根を見させていただいたところ、瓦の破損やひび割れが多く発生している状態でした。築年数(約35年)から考えても、塗装メンテナンスでは耐久性に問題が残りますので、2階部分の屋根材を新しい瓦に交換することでご提案させて頂きました。
≪屋根瓦解体・めくり≫
既存のスレート瓦を解体(撤去)する作業です。
≪防水シート貼り≫
解体後、雨などに備えて当日中に防水シート(ルーフィング)を貼りました。
≪瓦桟取付≫
瓦桟(かわらざん)は、新しい屋根瓦の下地になる細い木材の事です。この瓦桟に瓦を引っ掛けて釘止めで一枚一枚固定するようになります。
≪屋根瓦葺き≫
下地が完成したら、いよいよ屋根瓦を葺いていきます。今回葺き替えする屋根材は、“粘土瓦”(陶器瓦)です。粘度瓦は、スレート瓦のように塗装メンテナンスの必要がありませんので、長い目で見ると経済的でコストパフォーマンスに優れています。
また、防災瓦になりますので台風の強風や地震による揺れに対応する構造になっていますので、見た目の高級感と機能性の両方を備えた屋根材です。
≪高圧洗浄≫
外壁塗装前の高圧洗浄状況です。
≪コーキング打ち替え≫
外壁目地やサッシ廻りのコーキング打ち替え状況です。
コーキング施工後、しっかりと乾燥させてから(4~5日間)、外壁塗装工事に取り掛かります(^^)
徳島市名東町A様邸➁ 養生作業・軒天塗装・外壁下塗り
2022.06.24
【屋根葺き替え工事・外壁塗装工事を行っている徳島市名東町A様邸の作業内容をご紹介します】
≪養生作業≫
養生作業の状況です。窓(サッシ)や床などの“塗装しない部分”に塗料が飛散しないようにビニール材やシートなどで覆います。外壁塗装の工程で言えば、地味な作業になりますが養生をどれだけ丁寧に行うかで塗装の完成度が決まると言っても過言ではありません。
サッシ枠に貼るマスキングテープがガタガタになっていたり、塗装しない部分に塗料が付着していれば、外壁をきれいに塗り替えたとしても台無しになってしまいます。
手間を省こうとすれば、どうにでもなってしまう作業だからこそ、こういった目立たない部分が丁寧に行われている現場は、塗装の完成度も期待できるはずです。
≪軒天塗装≫
ここから塗装作業に取り掛かります。
軒天=軒裏の事です。基本的に外壁塗装工程では建物の高い所から順番に作業を進めていきます。軒天は湿気の溜まりやすい部分になりますので、透湿性の高い軒天専用塗料を使用します。
日本ペイント:「ケンエースGⅡ」
翌日も軒天塗装の続きを行いました。2回目の仕上げ作業状況です。
≪外壁下塗り≫
外壁塗装1回目の下塗り工程です。下塗り塗料は、外壁材との密着性を向上させる役割や経年劣化で傷んだ外壁表面の凹凸を埋めてカバー(目立たなく)する機能もあります。
徳島市名東町A様邸③ 破風板下塗り・外壁中塗り・上塗り
2022.06.30
【屋根葺き替え工事・外壁塗装工事を行っている徳島市名東町A様邸の作業内容をご紹介します】
≪破風板下塗り≫
付帯部の破風板(はふいた)下塗り作業状況です。
使用材料は「ファインパーフェクトプライマー」。A様邸の破風板は木部になりますので、専用の下塗りを塗装することで塗料の吸い込みを防止します。
塗料選びの際は、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも適切な塗料を使用し耐久性を維持することが大切です。
≪外壁中塗り≫
続いて外壁の中塗り作業状況です。使用塗料は、関西ペイント「アレスダイナミックTOP」。
近年主流になってきた“ラジカル制御塗料”です。紫外線が当たる事により、塗膜劣化の原因になる“ラジカル”という物質が発生しますが、それを制御する塗料になります。(期待耐侯年数:約15年)
≪外壁上塗り≫
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁塗装3回目の上塗り工程です。
安心工房では※一日一工程と定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかり守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
徳島市名東町A様邸④ 1F屋根下塗り・雨戸塗装・破風板塗装
2022.07.08
【屋根葺き替え工事・外壁塗装工事を行っている徳島市名東町A様邸の作業内容をご紹介します】
≪1F屋根下塗り≫
屋根下塗りの作業状況です。下塗りは塗料の吸い込み止めや密着性を向上させる目的のほか、傷んだ屋根材を補強する効果もあります。
≪雨戸塗装≫
続いては雨戸塗装です。台風の際に使用する程度で、色褪せは少なかったのですが他の部分がキレイになると目立ってしまいますので、塗り替えを行いました(^^)
≪破風板(はふいた)塗装≫
破風板の中塗り・上塗り工程です。
使用材料は、日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」。塗料選びの際は、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性の塗料を使用し、外壁塗料とのメンテナンス周期(サイクル)を合わせることが大切です。
徳島市名東町A様邸⑤ 1F屋根中塗り、上塗り・戸袋塗装・雨樋工事
2022.07.15
【屋根葺き替え工事・外壁塗装工事を行っている徳島市名東町A様邸の作業内容をご紹介します】
≪1F屋根中塗り≫
下塗り「ファイン浸透シーラー」塗装後、仕上げ塗料1回目(中塗り)の塗装です。使用塗料は関西ペイント「アレスダイナミックルーフ」。ラジカル制御形というのが特徴で、紫外線による塗膜劣化を長期間にわたり抑えることが可能になった塗料です。またシリコングレードを超える耐候性があります。
≪屋根上塗り≫
続いて、屋根仕上げ塗料2回目(上塗り)の塗装です。塗料は中塗りと同じ塗料を、塗り残しなどを確認しながら隅々まで塗装していきます。
≪戸袋塗装≫
戸袋塗装の作業状況です。戸袋はスプレーガンによる吹付塗装を行います。手塗りの場合、刷毛跡が目立って綺麗に仕上がらない為です。
手塗りに比べると大掛かりな飛散防止の養生は必要ですが、均一な膜厚を付けることで新品同様の光沢が生まれます。
≪雨樋工事≫
築30年が経過しているという事もあり、雨樋は経年劣化で継ぎ目部分からの漏水、紫外線や温度変化による変形がありましたので新品へ交換させて頂きました。
以前は半丸形状の軒樋でしたが、角形状へ変更しました。現在の新築では一般的によく使用されています。半丸よりも深い構造になっていますので、集中豪雨など流水量が多い場合も安心です。
徳島市・名東町A様邸の外壁塗装工事もいよいよ終盤に差し掛かりました。
残りの作業は、塗装部分の塗り残しチェックやサッシ窓などの汚れを拭き掃除、エアコンダクトカバー類の復旧です。
5月下旬から屋根葺き替え工事に着手し、約1ヶ月半に及ぶ工事期間となりました。近隣住宅の皆様、また施主様には期間中温かい目で見守っていただきまして本当に感謝ですm(__)m
最後まで気を抜かず安全で丁寧な作業を心掛けます。引き続きよろしくお願いいたします。