名西郡石井町高川原 Y様邸 屋根外壁塗装工事
名西郡石井町Y様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄・コーキング撤去
2022.12.22
【仮設足場組立】
石井町Y様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
【高圧洗浄(水洗い)】
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
≪コーキング撤去≫
サイディングボードの継ぎ目には、雨水の侵入を防ぐ為にコーキング材が充鎮されています。外壁塗装前に、経年劣化したコーキング材を新しく打ち替える必要があります。
まずはカッターなどで古いコーキング材を撤去していきます。
安心工房のコーキング打ち替え工事では、外壁目地・サッシ廻り共に古いコーキングを全て撤去します。撤去の手間は掛かりますが、新しいコーキング材に適切な厚みを付ける事で耐久性(持ち)に大きな差が出ます👆
外壁塗装では、こういった見えない部分を丁寧に拘りを持って施工することがとても重要です!!
名西郡石井町高川原Y様邸➁ コーキング打ち替え
2023.01.06
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原Y様邸の作業内容をご紹介します】
≪コーキング打ち替え≫
既存コーキング撤去後、マスキングテープを貼り密着性を向上させるために“接着剤”のような役割をするプライマーを塗布します。
≪コーキング打ち・ならし≫
プライマー乾燥後、コーキング材を充鎮しヘラ等でならして仕上げます。
建物のコーキング部分は、雨水の侵入を防ぐための「防水工事」になりますので重要です。安心工房では、経験豊富な専属の職人がしっかりと施工させて頂きますのでご安心ください👆
≪after≫
今回使用したコーキング材は“オート化学工業”の「オートン超耐シーラーTF2000」。一般的な新築時に使用されるコーキング材(変成シリコン等)と比べて耐候性に優れています。
塗り替えリフォームの際は屋根・外壁塗料の種類だけでなく、同時に建物の防水性を必要とするコーキング材の耐候性や耐久性も重要になります。
戸建てリフォームでよく使用されているコーキング材の耐用年数は以下の画像を参考にして下さい(^^)
名西郡石井町高川原Y様邸③ 軒天塗装・外壁下塗り・屋根下塗り
2023.01.10
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原Y様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。基本的に外壁塗装工程では建物の高い所から順番に作業を進めていきます。
使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料で、防藻・防カビ性に優れていますので湿気の多い軒天にお勧めです。
≪外壁下塗り≫
続いて外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
傷んだ外壁材との密着性に優れるだけでなく、塗料の粘度が高いため、細かいひび割れであれば埋めてしまう“下地調整”も兼ね備わっています。
≪屋根下塗り≫
屋根下塗り作業状況です。使用塗料は「ファイン浸透造膜シーラー」。
Y様邸の屋根材(スレート瓦)は塗料の吸い込みが大きいので、一般的な“浸透シーラー”では吸い込み止めの効果が弱いと判断し、“造膜タイプ”の浸透シーラーを選定しました。通常の下塗りを2回塗りするくらいの効果があります。
≪下地処理≫
ダクトカバーの廻りなどは“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料と相性(密着)が悪いシーリング材が充填されていましたので、専用プライマーを塗布します。
(塗装可能なシーリング材は変成シリコン系やポリウレタン系の材料になります)
名西郡石井町高川原Y様邸④ 付帯部塗装・屋根中塗り、上塗り、外壁中塗り、上塗り
2023.01.19
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原Y様邸の作業内容をご紹介します】
≪付帯部塗装≫
付帯部塗装の中塗り、上塗り状況です。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si(シリコン)」。
期待耐候年数は約13年~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
下塗りには外壁下塗りと同じ「エピテックフィラーAE-Ⅱ」を塗装しています。
≪屋根中塗り≫
続いて屋根中塗り作業状況です。使用塗料は日本ペイント「ファインパーフェクトベスト」。
2液ラジカル制御形ハイブリッド高耐候性塗料でシリコングレードを超える耐候性があり、屋根用遮熱塗料に次いで人気の塗料です。
≪屋根上塗り≫
中塗りをしっかりと乾燥させてから上塗り(仕上げ)です。中塗りと同じように隅々まで丁寧に塗装していきます。
弊社の上塗り工程で気を付けている点としては、塗料の希釈(シンナー)を少なくしてたっぷりと厚みを持たせるように意識しております。
ある程度の年数が経過しないと施工後の違いは分かって頂けないかもしれませんが、現場で使用した塗料缶の写真は必ず撮影するように努めています(^^)
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「シリコンREVO1000-IR」。
・一般的なシリコン塗料の約3倍のシリコン成分が配合されていますので、高い耐候性があります。(*ハイクラスシリコン塗料)
・また紫外線などにより、塗料の色褪せの劣化原因になる「ラジカル」の発生を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用。塗膜の劣化を抑制します。
・遮熱性があり、熱を吸収しにくいので近赤外線を効果的に反射する塗膜です。
外壁色はイエロー系の「レモン」をお選びいただきました(^^)
派手過ぎず、薄すぎず、戸建て住宅に合う優しい色合いです✨
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁塗装3回目の上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料の性能を最大限まで引き出します。
≪外壁クリヤー塗装≫
玄関廻りの木目調サイディングです。
サイディングの意匠性をそのまま残したい場合は、透明のクリヤー塗料をお勧めします。(築10年~12年程度の比較的、色褪せの少ない時期に施工)
使用塗料はアステックペイント「スーパーSDクリヤーF(フッソ)」。
従来のフッ素塗料を凌ぐ耐候性があります。(期待耐候年数 約18年)
クリヤー塗装を行うことで紫外線や雨などから外壁を保護しますので、色褪せや、汚れ、カビ・藻の定着を長時間抑制し、美観を維持します。
名西郡石井町高川原Y様邸⑤ 外壁クリヤー塗装・幕板塗装・ベランダ塗装・コーキング打ち替え・足場解体
2023.01.27
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原Y様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁クリヤー塗装≫
玄関廻りのクリヤー塗装2回目の塗装作業です。
クリヤー塗装を行うことで、外壁の色褪せを新築当時の状態に蘇らせる効果も期待できます✨(限界はありますが…)
≪幕板塗装≫
続いて幕板(まくいた)塗装作業です。使用塗料は雨どいなどの付帯部塗装と同じアステックペイント「マックスシールド1500Si」を使用します。
幕板が綺麗になると建物全体が引き締まります👆
≪ベランダ塗装≫
続いてFRP防水のベランダ塗装です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
まずは密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
続いて上塗り(仕上げ)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで、紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。
≪コーキング打ち替え≫
外壁塗装クリヤー乾燥後、コーキング打ち替え作業です。
クリヤー塗料で塗り替える場合は、コーキングの上に塗装するのはダメですので必ず“後打ち”になります。(ひび割れなどの不具合が発生する可能性があります)
後打ちの場合は、外壁材に合わせた色でコーキングを選定します(^^)
≪足場解体・工事完工≫
石井町高川原Y様邸の屋根・外壁塗装工事が完工いたしました✨
12月中旬から工事に着手し、年を跨いでの工事期間になりました。
工事期間中は何かとご不便をお掛けしたこともあったかと思いますが、完工まで温かい目で見守っていただきまして、感謝申し上げます<m(__)m>
外壁色も気に入って頂けたようで安心しました(^^)
この度は大切なお住いの塗り替え工事を「安心工房」にお任せしていただきまして本当にありがとうございました。
今後とも何かございましたら小さな事でもご相談いただけますと幸いです。大変お世話になりました<m(__)m>