名西郡石井町石井 S様邸 屋根外壁塗装工事
名西郡石井町石井S様邸① 足場組立・高圧洗浄
2023.02.14
≪仮設足場組立≫
石井町石井S様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
名西郡石井町石井S様邸② コーキング打ち替え・軒天塗装・屋根下塗り・中塗り・上塗り・外壁下塗り
2023.03.01
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井S様邸の作業内容をご紹介します
≪コーキング打ち替え≫
窯業系サイディングボードの継ぎ目には、雨水の侵入を防ぐ為にコーキング材が充鎮されています。外壁塗装工事の際は、経年劣化したコーキングの打ち替え工事が必要になります。
既存コーキング材撤去後、目地に“ボンドブレーカー”と呼ばれる緑色の専用テープを貼り付けします。
通常コーキング材の接着面は目地奥(底部)を除く、両端の2面接着になります。一見すると、目地奥と両端の3面をきっちり密着させることのほうが良いように思われがちですが、3面接着の場合、外壁材の反りや建物の揺れに対して柔軟に対応できず、目地が動いた場合にコーキング材が切れてしまいます。
こういった不具合を防ぐ為に、ボンドブレーカーを入れて目地奥(底側)への接着を防ぎます。
≪屋根塗装前・下地処理≫
屋根材の重なり部分には“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充填されていましたので、塗装前に専用プライマーを塗布します。(塗装可能なシーリング材は変成シリコン系やポリウレタン系の材料になります)
≪軒天塗装≫
続いて、軒天塗装作業へと進んでいきます。軒天=軒裏の事です。基本的に外壁塗装工程では建物の高い所から順番に作業を進めていきます。
まずは密着性を向上させる下塗り“シーラー(プライマー)”を塗装します。
軒天中塗り・上塗りの使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料で、防藻・防カビ性に優れていますので湿気の多い軒天にお勧めです。
≪屋根下塗り≫
屋根下塗り作業状況です。S様邸の屋根材は“モニエル瓦”という種類で、※スレート瓦やセメント瓦とよく似ていますが別物になります。
下塗りには、アステックペイント「モニエルパワープライマー」を使用します。
モニエル瓦専用の下塗り材で、スラリー層(着色層)への浸透力に優れているため、塗膜剥離などの表面劣化を防ぎます。
モニエル瓦の下塗り材が垂れるぐらい多めに塗装していく必要があります👆
≪屋根中塗り≫
続いて、屋根中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。屋根用の遮熱塗料です。
遮熱塗料には、太陽光を反射し室内の温度上昇を抑制する機能がありますので屋根材に直接塗るだけで効果があります。
また様々な塗料メーカーの遮熱塗料がある中で、アステックペイントのスーパーシャネツサーモSiは、遮熱無機顔料(チタン複合特殊無機顔料)を配合していますので、高い遮熱効果を発揮します。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料のなかでも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の塗料です。
≪屋根上塗り≫
中塗りと同じ塗料「スーパーシャネツサーモSi」を塗装していきます。
≪外壁下塗り≫
外壁下塗りの作業状況です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
またエピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上りがより一層よくなります。
名西郡石井町S様邸③ 外壁中塗り・上塗り・シャッターBOX、雨戸塗装・下屋塗装
2023.03.06
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「シリコンREVO1000-IR」。
・一般的なシリコン塗料の約3倍のシリコン成分が配合されていますので、高い耐候性があります。(*ハイクラスシリコン塗料)
・また紫外線などにより、塗料の色褪せの劣化原因になる「ラジカル」の発生を抑制する「ラジカル制御型白色顔料」を採用。塗膜の劣化を抑制します。
・遮熱性があり、熱を吸収しにくいので近赤外線を効果的に反射する塗膜です。
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁塗装3回目の上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料の性能を最大限まで引き出します。
≪シャッターBOX塗装≫
続いてシャッターBOXと雨戸の塗装です。
続いて上塗り(仕上げ)作業です。
≪下屋塗装≫
下屋塗装作業へと進んでいきます。屋根と同じ手順・塗料で塗装していきます。
名西郡石井町石井S様邸④ 板金工事・雨樋工事・戸袋雨戸塗装・付帯部塗装
2023.03.14
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪板金工事≫
建築板金工事の作業状況です。板金=薄い金属製の鋼板を加工して張り付ける事で、「板金巻き」と言います。
昔の「トタン」は錆びやすいイメージですが、最近は「ガルバリウム」を使用しますので、錆に強く、仕上げ塗装も耐候性に優れていますので長期間メンテナンスの必要がありません。
S様邸のような木製破風板の場合、塗装を行っても長持ちしませんので、鋼板で覆うことで木材を保護し、他の部位(屋根や外壁)とメンテナンス周期を合わせる事にも繋がります。
≪雨樋工事≫
続いて雨樋工事です。雨樋は吊り金具が錆びていたり、継ぎ手部分から雨漏りが多数見受けられましたので、今後の耐久性も考えて新品へ交換しました👆
どうしても素材自体の経年劣化が進行している場合は、塗装でメンテナンスを行っても耐久性を向上させることが難しいので、事前にお客様と相談しながら最善な方法をご提案させていただきます。
(※10年以上前の雨樋は廃盤になっているケースが多いので、部分的な交換がどうしても難しいのです…)
≪戸袋・雨戸塗装≫
戸袋、雨戸塗装へと進んでいきます。このような材質と形状の場合は、スプレーガンによる吹付塗装を行います。
刷毛やローラーで塗装できない事もありませんが、いくら丁寧に塗っても刷毛跡や継ぎ目が出てきてしまいますのでキレイに仕上がりません。
もちろん吹付塗装の場合、塗料が飛散するリスクはありますので、大掛かりな養生が必要になりますが、仕上りのキメが細かく、光沢感も出ますのでお客様にも大変喜んで頂いています(^^)
≪付帯部塗装≫
続いて付帯部塗装作業です。エアコンダクトカバーやパイプ類は基本的に塗装しなくても問題はありませんが、外壁がキレイになると目立ってしまいますので普段から塗装させて頂くようにしています✨
名西郡石井町石井S様邸④ ベランダ防水工事・下屋塗装・足場解体、工事完工
2023.03.24
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪ベランダ防水工事≫
既存が「防水モルタル保護仕上げ」のベランダ防水改修です。
雨漏りなどは発生しておりませんでしたが、モルタルにクラック(ひび割れ)が多数見られましたので、今回外壁塗装と一緒に施工を行いました。
高圧洗浄後の「下地調整」としてカチオン系ポリマーセメント材を塗布し、下地を整えます。
丸一日、よく乾燥させてから密着性向上と下地の吸い込みを防止するための“プライマー”を塗布します。
続いて防水材1回目を塗布します。今回は戸建て住宅の防水改修でよく使用される「ウレタン塗膜防水」を行います。
翌日、防水材2回目を塗布します。1回目はローラーで塗布していきましたが、気泡(小さな穴)が若干発生したため、2回目は金コテを使って塗布しました。
現場では思うようにいかない事も少なからず起きますが、安心工房では施工管理者と職人がしっかり話し合いを重ねて、お客様にとってベストな方法になるように工事を進めて参ります(^^)
ウレタン塗膜防水材が完全に硬化したのを確認し、紫外線や汚れなどから防水層を保護する役割の“トップコート”を塗布します。
≪下屋塗装・上塗り≫
下屋塗装作業の上塗りです。下屋の仕上げ塗装は足跡やゴミが付着してしまう可能性があるので、外壁塗装工事の終盤に行っています👆
≪仮設足場解体・工事完工≫
石井町石井S様邸の屋根・外壁塗装工事が完工いたしました✨
今回の改修工事では、塗装工事以外の雨樋工事や板金工事、防水工事と複数ありましたので約5週間の工事期間となりました。
お客様や近隣の皆様には長い間、温かい目で見守っていただきまして本当にありがとうございました!! 何より施主様には、外壁色や工事の仕上りに「とても満足しています」とお褒めのお言葉も頂きまして、私たちも大切なお家の塗り替え工事のお手伝いができたことを大変嬉しく思います(^^)
今後とも何かございましたら直ぐにご対応させていただきますので、今後とも「安心工房」を宜しくお願い致します<m(__)m>