名西郡石井町高川原 I様邸 屋根・外壁塗装工事
名西郡石井町高川原I様邸① 仮設足場組立・高圧洗浄
2023.05.31
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町高川原I様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
母屋と平屋の両方を塗装させていただきます。
先日、四国地方も梅雨入りをしましたので雨で作業できない日もあるかと思いますが、焦らず丁寧に作業を進めさせていただきます<m(__)m>
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは業務用高圧洗浄機を使って屋根や外壁、付帯部などの苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
名西郡石井町高川原I様邸② 下地調整・軒天&外壁下塗り・屋根補修工事・屋根下塗り
2023.06.07
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原I様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁下地調整≫
まずは下地調整からスタートです。外壁面の塗膜の膨れや浮きがありましたので、こちらも塗装前にしっかりと補修を行います。
塗膜の撤去後、段差や不陸を無くすためにカチオンフィラー(下地調整材)をコテで塗りつけて平滑にします。
カチオンフィラー不陸調整後、補修部分が周りの外壁模様(パターン)と合うように模様付けを行います👆
続いては、配線や配管パイプ跡の下地処理になります。
おそらく前回の塗装時には配線や配管があったようで、塗装後に必要が無くなったことで撤去したと思われます。このままの状態で塗装を行ってしまうと、当然キレイに仕上がりませんので、できるだけ凸凹を削って平らにします。
≪軒天&外壁下塗り≫
続いて軒天&外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
”微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
エピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上りが良くなります。
≪屋根補修工事≫
谷樋部分の漆喰(しっくい)の経年劣化がありましたので、塗装前に補修をさせていただきました✨
谷樋の漆喰が雨で流れており、赤土が見えていました💦
南蛮漆喰(なんばんしっくい)で補修を行いました。
≪屋根下塗り≫
屋根下塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「サーモックシーラー」。
遮熱用の下塗り材になります。この塗料は赤外線を反射する顔料を使用しているため、優れた遮熱性を持つ下塗り材です。
また屋根材の形状や仕上り面などを考慮し、今回の現場では“吹付塗装”を行います👆
≪下塗り➡中塗り➡上塗り➡上塗り2回目 *計4回塗り≫
名西郡石井町高川原I様邸③ 屋根中塗り、上塗り、上塗り2回目・木部下塗り
2023.06.15
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原I様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋根中塗り≫
下塗り乾燥後、屋根中塗り作業へと進んでいきます。ここから仕上塗料を塗装していきます。塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16~20年相当の耐候性を保持しています。(*屋根の状態により異なる)
≪屋根上塗り≫
屋根上塗り作業です。中塗りと同じアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッソ)」を塗装していきます。
≪屋根上塗り2回目≫
続いて、屋根上塗り2回目作業です。
「吹付塗装」は「手塗り」に比べるとどうしても膜厚(塗装の厚み)が少なくなりますので、上塗り2回目の塗装を行いました👆
(屋根下塗り⇒屋根中塗り⇒屋根上塗り⇒屋根上塗り2回目 *計4工程)
≪木部下塗り≫
木製の破風板(はふいた)下塗り作業です。
まずは下地処理「ケレン作業」からスタートです。
ケレン作業は旧塗膜を剥がしたり、表面を整えて仕上りを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装すると、早期に剥がれてしまう恐れがありますので、木部塗装ではケレンなどの下地処理が特に重要になります。
続いて木部下塗り塗装へと移っていきます。木部用の下塗り材「カンペ1液木部用下塗りHG」を使用します。木部は吸い込みが多い素材になりますので、下塗りをたっぷり塗装する事で仕上りに大きな差が出ます。
名西郡石井町高川原I様邸④ 外壁&軒天中塗り・上塗り・破風板塗装・雨どい塗装・屋根(ガルバ)下塗り
2023.06.28
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原I様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁&軒天 中塗り≫
外壁&軒天中塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン艶消1000MS-IR」。
この塗料の特徴は落ち着いたつや消し仕上げで、
①超低汚染⇒微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐候年数は17~20年。
③遮熱性⇒室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような機能性のある優れた塗料です。
≪外壁&軒天 上塗り≫
続いて、外壁&軒天塗装の上塗り(3回目)工程です。
中塗りと同様に刷毛で塗装後、広い面をローラー塗装で仕上げていきます。
≪木部中塗り・上塗り≫
破風板(はふいた)塗装の作業状況です。
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si(弾性)」。
弾性(だんせい)=とは、塗膜に弾性力があることで木材の伸縮に追従する機能があります。木部に硬い塗料を塗ってしまうと長持ちしませんので、塗料に混合する“硬化剤”を弾性に変更して塗装を行いました(^^)
期待耐候年数は約13年~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
≪雨どい塗装≫
雨樋にも同じ「マックスシールド1500Si」高耐候塗料を使用します。雨樋には通常の硬化剤を混合しています。
≪屋根下地処理≫
続いて、金属製の屋根塗装(ガルバリウム)へと進んでいきます。
まず、外壁表面にあえて細かな傷をつけて、塗料が付着しやすいように下地処理として目荒らししていきます。
≪屋根下塗り≫
下塗り塗料はアステックペイント「サーモテックメタルプライマー」。
素地と上塗り塗料との密着性を高めることを主な目的にした金属面用のプライマーです。
この塗料は下塗り材ですが、赤外線を反射するという遮熱機能がある為、屋内の蓄熱を抑えることが可能になり、光熱費を削減できるメリットの多い塗料です。
名西郡石井町高川原I様邸⑤ ガルバリウム塗装・軒天塗装・外壁塗装・雨どい塗装・戸袋塗装・防水工事
2023.07.10
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原I様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋根中塗り≫
屋根中塗り(ガルバリウム)の作業状況です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF」。
≪軒天塗装≫
続いて、軒天塗装です。使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料です。基本的にシーラーレス(下塗り不要)で、つや消しの落ち着いた仕上がりになります。
≪外壁下塗り≫
外壁塗装作業へと進んでいきます。下塗り材の「エピテックフィラーAEⅡ」を塗装していきます。
≪外壁中塗り≫
下塗り乾燥後、中塗り工程です。
≪外壁上塗り≫
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから外壁上塗り作業へと進んでいきます。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします👆
≪屋根上塗り≫
屋根塗装(ガルバリウム)の上塗り作業状況です。
破風板、庇などの付帯部もガルバリウム鋼板を使用しているため、屋根と同じ塗料で仕上げていきました。
≪雨どい塗装≫
塩ビ製の雨どい塗装作業です。
破風板塗装で使用した塗料と同じ「マックスシールド1500Si(黒)」で塗装していきます。
≪戸袋(とぶくろ)塗装≫
戸袋塗装作業へと進んでいきます。
写真のような形状のスチール製の戸袋塗装では、スプレーガンによる吹付塗装を行います。
刷毛やローラーで塗装できない事はありませんが、いくら丁寧にぬっても刷毛跡や継ぎ目が出てきてしまいすのでキレイに仕上がりません。
もちろん吹付塗装の場合、塗料が飛散するリスクはあるますので、大掛かりな養生が必要になりますが、仕上りのキメが細かく、光沢感も出ますのでお客様にも大変喜んで頂いています(^^♪
≪防水工事≫
ベランダ防水工事作業です。
経年劣化したモルタルの「下地調整」としてカチオン系ポリマーセメント材を塗布し、下地を整えます。
よく乾燥させてから密着性向上と下地の吸い込みを防止するための“プライマー”を塗布します。
続いて、防水材1回目を塗布します。今回は戸建て住宅で多く使用される「ウレタン塗膜防水」を行います。
防水材1回目の塗装まで完了しました。ベランダ、バルコニーの劣化は雨漏りにつながる可能性が高い部分になりますので、外壁塗装工事の際に点検を行うことをオススメします👆
この後、ウレタン塗膜防水2回目⇒トップコートという流れで防水工事を進めていきます(^^)
名西郡石井町高川原I様邸⑥ 防水工事・足場解体
2023.08.01
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高川原I様邸の作業内容をご紹介します】
≪防水工事≫
ウレタン防水材2回目の塗布状況です。
防水層は厚みをしっかり付けないと耐久性に大きく影響しますので、防水材を2回塗布するのが基本になります。
“立上り”部分はローラーや金コテが入らないので刷毛を使います。防水材がダレやすいのと、厚みをしっかり付ける事を意識して作業を進めます。
翌日、紫外線などから防水層を保護するために「トップコート」の塗装を行います👆
トップコート塗布後、室外機を降ろして“ベランダ防水工事”が完成です。
≪足場解体・工事完工≫
名西郡石井町高川原Ⅰ様邸の屋根・外壁塗装工事がすべて完工しました(^^)
5月、6月の梅雨時期から7月中旬までの工事期間となりました。
母家、平屋の全面塗装工事、雨樋の交換工事や波板張替工事、防水工事とボリュームのある改修工事となりました。
屋根を塗ったとき、外壁を塗ったとき、付帯部などの細部を塗ったとき、段々と仕上がっていく様子を施主様に見ていただく度に「ありがとう、綺麗になって見違えますね!」とお声をかけて頂きました✨
今回が最後の塗り替えになると思います。とお聞きした際はできるだけ“キレイな状態が永続きするように”と想いを込めて作業をさせていただきました。
今後とも何かございましたら気軽に声をかけていただけますと幸いです♪
この度は大変お世話になりました<m(__)m>