徳島市国府町 T様邸 屋根・外壁塗装工事
徳島市国府町T様邸① 足場組立・高圧洗浄(水洗い)
2023.07.14
≪仮設足場組立≫
徳島市国府町T様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。
しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前の下地処理です。業務用のガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
スレート瓦に付着した「コケ」や「藻」の頑固な汚れを落としていきます。(※トルネード先端ノズルを使用)
外壁は窯業系サイディングになります。洗浄前は外壁を触ると劣化した塗膜(チョーキング)が手に付く状態でしたので、高圧洗浄で丁寧に落としていきました👆
チョーキングが落ちていない状態で塗装を行ってしまうと付着性に問題が発生しますので、重要な工程です。
≪before⇒after≫
徳島市国府町T様邸② コーキング打ち替え・屋根漆喰工事・ビニール養生
2023.07.22
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市国府町T様邸の作業内容をご紹介します】
≪コーキング打ち替え≫
サッシ廻りには、主に雨水の侵入を防ぐ為にコーキング材が充鎮されています。塗装工事前に、経年劣化したコーキング材を新しく打ち替える必要があります。
≪プライマー塗布≫
マスキングテープで養生後、外壁材との接着性を向上させる為にプライマーを塗布します。
≪after≫
≪屋根漆喰工事≫
和型スレート屋根の漆喰(しっくい)工事状況です。
棟瓦下の「下り面戸」「鬼瓦」「集合部」「谷樋」まわりの漆喰が経年劣化でポロポロと剥がれてしまう状態でしたので、塗り直しました。
漆喰が劣化したまま屋根塗装を行ってしまうと、早期に塗装が剥がれたりする可能性が高いため、塗装前にしっかりと補修工事を行いましょう👆
≪ビニール養生≫
ビニール養生は、塗装を行う際に塗料が「アルミサッシ」や「土間」などの塗装を行わない部分へ飛散するのを防ぐ為に行います。(養生作業と言います)
また、養生の際はマスキングテープを貼ってライン出しを行いますので、養生をいかに丁寧にするかで外壁塗装後の仕上りに大きく影響します。
徳島市国府町T様邸③ 軒天塗装・外壁塗装・屋根塗装
2023.07.31
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市国府町T様邸の作業内容をご紹介します】
≪塗装前・下地処理≫
外壁面の所々に“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充鎮されていましたので、外壁塗装前に“専用プライマー”を塗布します。(塗装が密着するシーリング材は変成シリコン系やポリウレタン系の材料になります)
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。外壁塗装の一番初めに塗装を行う部分になります。
使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料です。基本的にシーラーレス(下塗り不要)で、つや消しの落ち着いた仕上がりになります。
≪外壁下塗り≫
続いて、外壁下塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗りにエピテックフィラーAEⅡを塗装することで、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上がりがより一層よくなります。
≪屋根塗装≫
屋根塗装の下塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「サーモックシーラー」。
遮熱塗料用の下塗り材になります。この塗料は赤外線を反射する顔料を使用しているため、優れた遮熱性を持つ下塗り材です。
続いて、屋根中塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16~20年相当の耐候性を保持しています。(*屋根の状態により異なる)
屋根上塗り作業へと進んでいきます。中塗りと同じアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッソ)」を塗装していきます。
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業へと進んでいきます。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染→微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
➁高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐侯年数は20年~24年。(※立地条件、外壁の状態により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射することで、室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性に優れた塗料です。
続いて12時間以上しっかりと乾燥させてから、外壁上塗り作業へを進めていきます。
通常外壁塗装は「下塗り」⇒「中塗り」⇒「上塗り」と計3回塗りで仕上げますが、T様邸の南面や東面は日当たりが良く、他の北面や西面に比べて傷んでいましたので、上塗り2回目を塗装し、計4回塗り仕上げを行いました👆
徳島市国府町T様邸④ 戸袋雨戸吹付け塗装・幕板塗装・破風板コーキング
2023.08.22
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市国府町T様邸の作業内容をご紹介します】
≪戸袋雨戸吹付け塗装≫
写真のような形状の雨戸・戸袋は、基本的にコンプレッサーの機械での吹付塗装を行います。刷毛やローラーで塗装をすると、刷毛跡やローラー模様が入るのでどうしても仕上がりが悪くなってしまいます。
均一に仕上げる為にはスプレーガンによる吹付塗が適しています。もちろん、近隣への飛散防止として、養生作業は念入りに行います。
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500si」。
期待耐侯年数は約13~16年。高耐候性の弱溶剤2液形シリコン塗料です。
≪幕板塗装≫
続いて幕板(まくいた)塗装作業へと進んでいきます。幕板は1階と2階の中間にある化粧板です。外観のアクセントや全体を引き締める効果もあるので、どの色を持っていくかで印象が変わります👆
使用塗料は外壁と同じアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
≪破風板コーキング≫
続いて破風板(はふいた)コーキング作業です。
今回塗装は行わず、既存の木製破風板の上に窯業系(ようぎょうけい)の破風板を貼りました。工場で生産されている製品になりますので現場での塗装は必要なく、継ぎ目のコーキングを充填し完成になります👆
窯業系の破風板は現在の戸建て新築住宅で最も使用されている建材で、塗装メンテナンス頻度も木製に比べるとかなり抑えることができますのでオススメです(^^)