名西郡石井町石井 F様邸 屋根・外壁塗装工事
名西郡石井町石井F様邸① 足場組立・高圧洗浄(水洗い)
2023.09.27
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町石井F様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。
しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前の下地処理です。業務用ガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
名西郡石井町石井F様邸➁ コーキング打ち替え・タスペーサー取付・屋根下塗り・外壁下塗り・軒天塗装
2023.10.05
≪屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井F様邸の作業内容をご紹介します≫
≪コーキング打ち替え≫
高圧洗浄完了後、コーキングの撤去を行います。
外壁材継ぎ目の「目地」や「サッシ廻り」の劣化したコーキングを剥がす作業です。
コーキング撤去後、マスキングテープで養生を行い、外壁とコーキング材の接着性を向上させる為に、専用プライマーを塗布します。
プライマー乾燥後、コーキング材を専用ガンで充鎮し、ヘラで押さえ仕上げます。また、安心工房ではコーキングの色を外壁塗料に合わせて選定させていただきます。(今回はベージュとダークグレーの2種類を使用)
≪after≫
≪タスペーサー取付≫
屋根塗装前の工程状況です。
まずは“タスペーサー”という部材を瓦の間に取付します。
薄型の化粧スレートの塗り替えでは“縁切り”と言って瓦と瓦の隙間を確保する作業が必用になります。
通常、大雨や台風などの想定外の雨が降った際に、屋根材の重なり部分から入った雨水は屋根材の下を通って排出される仕組みになっています。(※屋根下の防水シートで雨水侵入を防いでいます。)
しかし化粧スレート屋根を塗装する場合、屋根材の重なり部分を塗料で塞いでしまう可能性があります。すると、屋根下に残ってしまった雨水の逃げ場がなくなり、下地材(合板コンパネ)を腐らせたり、瓦を固定する釘穴などから雨漏りが発生する恐れが出てきます。
そうした不具合を防ぐために、縁切りとして塗装前に「タスペーサー」という部材を屋根材の重なり部分に挿入する必要があるのです。
≪屋根下塗り≫
続いて板金部は表面にあえて細かな傷をつけて、塗料が付着しやすいように下地処理として目荒らししていきます。
板金部の下塗り塗料はアステックペイント「サーモテックメタルプライマー」。
素地と上塗り塗料との密着性を高めることを主な目的にした金属面用のプライマーです。
続いてスレート屋根の下塗り状況です。
使用塗料はアステックペイント「サーモテックシーラー」。
遮熱用の下塗り材になります。サーモテックシーラーは屋根材との密着性や吸い込みを抑える役割もありますが、赤外線を反射する顔料を使用していますので、遮熱効果も期待できます👆
南面は紫外線の影響で、下塗り塗料の吸い込みが激しかったのでシーラー2回塗りを行いました(^^)
≪外壁下地処理≫
外壁塗装前の下地処理です。
ステンレス製の換気フード廻りには“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充鎮されていましたので、外壁塗装前に“専用プライマー”を塗布します。
≪外壁下塗り≫
使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗り材にエピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上がりがより一層よくなります。
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料です。湿気の溜まりやすい軒天ですが、ケンエースGⅡは透湿性や防カビ性に優れています。
一般的に白系で塗装する事が多いですが、F様邸では“さりげない”アクセントになるように薄めのベージュ?ブラウン?系の色で塗装を行いました(^^)
名西郡石井町石井F様邸③ 外壁中塗り・外壁上塗り・破風板塗装・雨樋塗装
2023.10.14
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井石井F様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁中塗り、上塗り≫
外壁中塗り作業状況です。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染⇒微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
➁高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐侯年数は20年~24年。(※立地条件、築年数の状態により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射することで室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です。
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかり守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪外壁(ベランダ・玄関廻り)中塗り、上塗り≫
続いて、ベランダ・玄関廻りの外壁中塗り作業作業へと進んでいきます。
部分的にアクセントカラーを取り入れています(^^)
標準の塗り回数は「外壁下塗り」⇒「外壁中塗り」⇒「外壁上塗り」の計3回塗りですが、アクセントカラー部分は「外壁上塗り2回目」を塗装しました。
計4回塗り仕上げを行うことで、塗膜の厚みが増してより分厚くなることで耐候性も向上します👆
外壁の傷みが進行している建物や濃彩色で外壁塗装をする場合、どうしても薄い色に比べて早い段階で色褪せが起こってしまいます・・・
今後のメンテナンスサイクルなども考慮し、安心工房では常にお客様にとってベストなご提案を行っております(^^♪
≪破風板塗装≫
続いて、破風板塗装作業です。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500F」。
弱溶剤2液形シリコン塗料で、期待耐侯年数は約16年~20年。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要になります。
≪雨樋塗装≫
雨樋や竪樋などの塗装を進めていきます。
名西郡石井町F様邸④ ベランダFRPトップコート・足場解体、工事完工
2023.10.26
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井F様邸の作業内容をご紹介します】
≪ベランダFRPトップコート≫
FRP防水のベランダ塗り替え作業です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
まずは密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで、紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。
≪足場解体、工事完工≫
石井町石井F様邸の屋根・外壁塗装工事が完工しました✨
足場解体前には施主様と一緒に「完工検査」を行いまして、塗装の仕上りの確認や気になる所がないか細かくチェックをさせていただきました👆
施主様からは、「着工前のシミュレーションで想像していたよりも素敵な色になりました」と大変ご満足いただき、屋根の完成動画まで撮影をしていただきました(^^)
私たちも大切なお家の塗り替え工事に関わることができて本当に感謝です。
今後とも末永くお付き合いをさせていただければ幸いです<m(__)m>
工事期間中は大変お世話になりました!!