名西郡石井町石井 Ⅰ様邸 外壁塗装工事・防水工事
名西郡石井町石井I様邸① 足場組立・高圧洗浄・屋上防水下地処理・目地コーキング打ち替え・外壁浮き部補修
2023.10.20
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町石井I様邸の外壁塗装工事がスタートしました(^^)
しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
鉄筋2階建ての住宅で、屋上とバルコニーの防水工事、外壁塗装工事を施工させて頂きます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前の下地処理です。業務用ガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
≪屋上防水・下地処理≫
屋上ウレタン防水の改修工事です。既存のウレタン防水は経年劣化が進行し、クラック(ひび割れ)などが見られる状態です。
今回の改修も同じ工法の“ウレタン塗膜防水工事”を再施工します👆
全体を防水する前にクラックの補修から開始します。
クラック箇所には、再発を防止する為にメッシュ(補強布)を貼り付けて部分的に防水処理を行います。
ドレン排水廻りの一部に、既存ウレタン防水の膨れがありましたので撤去してから部分的に補修を行います。
平場と立上りの取合いの「入隅(いりずみ)」は防水層が破断していましたので、ウレタンシーリング材を充填しました。
≪目地コーキング打ち替え≫
続いてコーキング打ち替え作業です。
増築部分の外壁はALC(軽量気泡コンクリート)でしたので、コーキングの打ち替え工事が必要です。
まずは傷んだ既存のコーキング材を撤去します。
コーキング撤去後、マスキングテープで養生します。外壁材とコーキング材の接着性を向上させる為に、専用プライマーを塗布します。
プライマー乾燥後、コーキング材を専用ガンで充鎮し、ヘラで押さえ仕上げます。
≪after≫
≪外壁浮き部補修≫
鉄筋コンクリートの外壁面に塗膜の膨れや浮きがありましたので、塗装前にしっかりと補修作業を行います。まずは電動工具を使って既存塗膜を撤去します。(ケレン作業)
塗膜の撤去後、段差や不陸をなくすためにカチオンフィラー(下地調整材)をコテで塗り付けて平滑にします。
乾燥後、既存の外壁面の模様(パターン)に合わせるために“吹付塗装作業”を行います。なるべく補修跡が分からないように職人の技術を発揮します(^^)
名西郡石井町石井I様邸➁ 屋上防水工事・外壁補修部(模様吹き)・手摺さび止め・外壁下塗り
2023.11.04
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井I様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋上防水工事≫
屋上の防水工事作業です。下地処理が完了したので防水工事を施工します。
まずは密着性向上と下地の吸い込みを防止するための“プライマー”を塗布します。
続いて、防水材1層目を塗布します。今回は戸建て住宅で多く使用される「ウレタン塗膜防水」を行います。
1層目が乾燥したらウレタン防水2層目です。防水層は厚みをしっかりと付けないと耐久性に大きく影響しますので、防水材を2回塗布するのが基本になります。
立ち上がり部分はローラーや刷毛を使います。防水材がタレやすいのと、厚みをしっかり付ける事を意識して作業を進めます。
続いて平場のウレタン防水2層目です。
最終工程は紫外線などから防水層を保護するための「トップコート」の塗装を行います👆
≪外壁補修部(模様吹き)≫
外壁補修部の模様吹き作業状況です。まずは下塗りとしてエスケー化研「水性ミラクシーラーエコ」を塗装していきます。
水性ミラクシーラーエコは塗装面への付着が良く、モルタル下地への浸透性に優れているため上塗り塗料の吸い込みを防止する効果が期待できます。
下塗りが乾燥したら、現状に合わせて模様吹き(下吹き・模様吹き)を行います。
使用塗料はエスケー化研「レナラック」。
補修部の模様吹きが完了しました(^^)
これで補修跡が目立たないように下準備ができました。この後、外壁塗料の下塗り⇒中塗り⇒上塗りと3回塗りをして仕上げます。
≪手摺さび止め≫
続いて、手摺の錆止め作業へと進んでいきます。まずは鉄骨のサビを落とすためのケレン作業です。
ケレン作業後、サビ止め塗料を塗装します。
≪外壁下塗り≫
I様邸の建物は鉄筋コンクリートになります。コンクリート住宅は地震の耐震性や建物の耐用年数は一般木造住宅に比べて高くなりますが、築年数の経過と共にクラック(ひび割れ)などの亀裂がおこってしまいます。
鉄筋コンクリートの外壁塗装工事では、塗装前にひび割れをしっかりと補修することが大切です。雨水などによる漏水を未然に防ぐことで、建物(媒体)の老朽化を抑制することの繋がります。
外壁補修後、下塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗り材にエピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上がりがより一層よくなります。
名西郡石井町石井I様邸③ 外壁中塗り、上塗り・手摺塗装・基礎巾木塗装・足場解体、工事完工
2023.11.21
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町石井I様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁中塗り≫
下塗り乾燥後、外壁中塗り作業へと進んでいきます。
ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染⇒微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐候年数は20年~24年。(※立地条件、築年数の状態により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射することで室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です。
パラペット部は色分けを行いました(^^)
配色は濃彩系のブラウン色を使用し、全体を引き締めました👆
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪手摺塗装≫
続いて、鉄部の手摺塗装です。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500F」。
弱溶剤2液形フッソ塗料で、期待耐候年数は約16年~20年。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要になります。
≪基礎・巾木塗装≫
基礎巾木(コンクリート)の塗装作業状況です。まずは、旧塗膜が剥がれている箇所の塗装前の補修工事です。金コテを使ってセメント系材料で平滑に下地調整を行います👆
補修完了後、全体の下塗り塗装からスタートです(^^)
下塗り乾燥後、中塗り・上塗りの工程で計3回塗りで仕上げます。
使用塗料はスズカファイン株式会社「ビースコートフレッシュ」。
この塗料の最大の特徴は、塗膜が“超撥水タイプ”の塗料という点です。塗膜表面に付いた雨水が丸まって水滴となり外壁に付着した汚れなどを絡め取りながら落ちることで、雨筋汚れやカビ・コケの発生を抑制します。
また、透湿性(とうしつせい)に優れていますので、基礎部などの雨水を含みやすい箇所に塗装を行っても、“膨れ”や“剥がれ”のリスクが少ない「つや消し塗料」です。
≪仮設足場解体・工事完工≫
石井町石井I様邸の外壁塗装工事・防水工事が完工しました✨
足場解体前に施主様と完工検査を実施し、工事内容のご説明や仕上りなどをチェックさせていただきました👆
足場解体後、建物周辺の掃除やカーポートのポリカ波板の復旧などを行いまして全ての工事が完了しました(^^)
10月中旬から11月下旬までの工事期間となりましたが、施主様や近隣の皆様には温かい目で見守っていただきまして本当にありがとうございました。
また、別棟の屋根塗装工事も追加でご相談をいただきました<m(__)m>
今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
この度は大変お世話になりました。