名西郡石井町高原 K様邸 外壁塗装工事
名西郡石井町高原K様邸① 足場組立・高圧洗浄・コーキング打ち替え・養生作業
2023.12.04
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町K様邸の外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは業務用高圧洗浄機を使って外壁、付帯部などの苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
K様邸の屋根材は陶器瓦ですので塗装メンテナンスは行いませんが、コケなどの汚れが付着していましたので一緒に洗浄を行いました(^^)
≪コーキング打ち替え≫
高圧洗浄後、コーキング打ち替え工事に取り掛かります。
まずは、外壁継ぎ目の「目地」や「サッシ廻り」の劣化したコーキング材の撤去作業です。
コーキング材撤去後、マスキングテープで養生を行い、外壁材とコーキングの接着性を向上させる為に、専用プライマーを塗布します。
プライマー乾燥後、コーキング材を専用ガンで充鎮し、ヘラで押さえ仕上げます。また、安心工房ではコーキングの色を外壁色に合わせて選定させていただきます。
手間やコーキング材料は余分に掛かりますが、年数が経過した際に不具合が発生しない為にも重要です👆
≪養生作業≫
養生は、窓(アルミサッシ)や床などの“塗装しない部分”に塗料が飛散しないようにビニール材やシートなどで覆います。外壁塗装の工程で言えば、地味な作業になりますが養生をどれだけ丁寧に行うかで塗装の完成度が決まると言っても過言ではありません。
サッシ枠に貼るマスキングテープがガタガタになっていたり、塗装しない部分に塗料が付着していれば、外壁をきれいに塗り替えたとしても台無しになってしまいます。
手間を省こうとすれば、どうにでもなってしまう作業だからこそ、こういった目立たない部分が丁寧に行われている現場は、塗装の完成度も期待できるはずです。
名西郡石井町高原K様邸② 軒天塗装・外壁下塗り、中塗り、上塗り、上塗り2回目・付帯部塗装
2023.12.19
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高原K様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
軒天(ケイカル板)=軒裏の事です。
まずは軒天と外壁の間にある“見切り”の下塗り塗装を行います。見切り材は木部になりますので素材に合った材料を選んで塗装します。
中塗り・上塗り使用塗料はアステックペイント「マルチエースⅡ-JY」。弱溶剤系塗料で、艶消しタイプで落ち着いた仕上がりになります。
また軒天は日が当たらない場所なので湿気を多く含んでいるため、カビや苔が繁殖しやすい箇所です。マルチエースⅡ-JYは防カビ・防藻効果に優れているので、お家の美観を長期間保つことが可能です。
≪外壁下地処理≫
続いて、外壁塗装前の下地処理です。
ステンレス製の換気フード廻りには“シリコンコーキング”と呼ばれる塗料との相性(密着)が悪いシーリング材が充鎮されていましたので、外壁塗装前に“専用プライマー”を塗布します。
≪外壁下塗り≫
使用塗料はアステックペイント「エピテックフィラーAEⅡ」。
“微弾性フィラー”とも呼ばれている下塗り材で、「密着性」はもちろん「塗膜に追従性」があるので軽微なひび割れは埋めてしまう下地調整も兼ね揃えた塗料です。
下塗り材にエピテックフィラーAEⅡを塗装する事で、外壁材への吸い込みが無くなりますので、中塗り・上塗りの仕上りがより一層よくなります。
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業状況です。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
仕様塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000si-IR」。
①超低汚染⇒微密で水と馴染みやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐候年数は一般フッ素グレード並みの約15年~18年。
③遮熱性⇒室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です(^^♪
ベランダと玄関まわりの外壁は色を替えて塗装を行います👆
≪外壁上塗り≫
中塗り塗装後、12時間以上しっかりと乾燥させてから外壁上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程では※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
≪外壁上塗り2回目≫
ここまで外壁下塗り⇒中塗り⇒上塗りと、計3回塗りを行いましたが、使用塗料に余裕がありましたので「外壁上塗り2回目」を塗装させていただきました(^^)
南面や西面などは紫外線の影響を大きく受けますので、計4回塗り仕上げを行うことで塗装の厚みが増してより分厚くなることで耐候性も向上します✨
安心工房では常にお客様にとってベストなご提案ができるように、現場職人と連携して作業を進めて参ります。
≪付帯部塗装≫
付帯部塗装作業へと進んでいきます。
まずは下地処理「ケレン作業」からスタートです。
ケレン作業は旧塗膜を剥がしたり、表面を整えて仕上りを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装すると、早期に塗装が剥がれてしまう恐れがありますので、木部塗装ではケレンなどの下地処理が特に重要になります。
続いて下塗りです。鼻隠しは鉄部になりますのでサビ止め効果と密着性の向上の為に下塗りを塗装します。
鼻隠し中塗り、上塗り作業です。
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐候年数は約13~16年。塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
「雨樋」も下地処理をしっかり行いまして塗装を進めていきます(^^)
名西郡石井町高原K様邸③ 付帯部塗装・ベランダ防水塗装・基礎塗装・足場解体、工事完工
2024.01.18
【外壁塗装工事を行っている名西郡石井町高原K様邸の作業内容をご紹介します】
≪付帯部塗装≫
付帯部塗装の続きです。竪樋(たてどい)のケレン作業からスタートです。
紙やすりを使って、表面のゴミや汚れを落とす目的や細かな傷を入れることで塗料の付着を向上させる役割があります👆
仕上げは弱溶剤2液シリコン塗料の高耐候塗料で丁寧に塗装していきます。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
[マックスシールド1500Si/期待耐候年数13~16年]
≪水切り塗装≫
続いて、基礎上の水切りの塗装作業です。同じくケレン作業から行います。
金属製になりますので、サビ止め効果と密着性に優れた下塗り材を塗装します。
仕上げは弱溶剤2液シリコン塗料の高耐候塗料で丁寧に塗装していきます。
≪シャッターbox塗装≫
水切りと同じ手順でシャッターBOXの塗装作業へと進んでいきます。
≪ベランダ防水塗装≫
続いて「FRP防水」のベランダ塗装作業です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
まずは密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。
≪基礎塗装≫
基礎塗装の作業状況です。
住宅基礎はコンクリート打設後に表面をモルタルで保護しています。コンクリートのひび割れをそのまま放置しているとモルタル層が剥離する可能性や美観的にも問題がありますので外壁塗装と一緒にメンテナンスを行いました。
また基礎部分は雨水などの水分を含みやすいため、一般的な外壁に使用する塗料は不向きです。(塗膜膨れや剥離などの不具合が発生します)
住宅基礎用のポリマーセメント系塗材を使用します。
≪基礎モルタル補修≫
まずは塗装前に剥離している箇所のモルタルを補修します。
続いて、錆止め塗料を配管部に塗装していきます。
≪基礎ガード1回目≫
ここからが塗装の工程になります。
ポリマーセメント系塗材の基礎ガード1回目です。
≪基礎ガード2回目≫
2回目は“砂骨ローラー”と言って、ヘチマ上に穴の開いた特殊なローラーを使って塗装を行います。通常のローラーに比べて、塗膜に厚みが付きますので基礎の動きに追従し、ひび割れを抑制します(^^)
≪足場解体、工事完工≫
石井町高原K様邸の外壁塗装工事が完工しました✨
お客様には工事期間中ご不便をおかけいたしましたが、期間中は温かく見守っていただきまして本当にありがとうございました。
施工前にご相談をいただきました南側ベランダの外壁塗装に関しましては、経年劣化による外壁材の反りなどがあり、見た目が凸凹に見えるのを気にされておりましたが、弊社職人の技術で何とか目立ちにくくすることが出来ました(^^)
外壁色もとても気に入ってくださり、私たちも大切なお家の塗り替え工事に関わることができて良かったです♪
今後とも末永いお付き合いの程よろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました<m(__)m>