徳島市国府町 F様邸 外壁塗装工事
徳島市国府町F様邸① 足場組立・高圧洗浄(水洗い)・外壁下塗り・鉄部下塗り・木部下塗り
2024.01.29
≪仮設足場組立≫
徳島市国府町F様邸の外壁塗装工事が始まりました。
近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
外壁塗装工事に入る前の下地処理です。業務用ガソリンエンジン式洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を落としていきます。
外壁材はトタンになります。手で触ると表面の劣化した塗膜が付着する状態(チョーキング現象)でしたので、高圧洗浄で丁寧に落としていきました👆
≪外壁ケレン作業≫
高圧洗浄後、外壁のケレン作業からスタートです。
トタンは金属製になりますので経年劣化によってサビが発生します。
ケレン作業とは、弱くなった旧塗膜を剥がしたり、表面を研磨して仕上がりを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装をすると、早期に剥がれてしまったり、仕上りが悪くなる恐れがありますので、ケレンなどの下地処理はとても重要になります。
≪外壁下塗り≫
下塗り塗料はスズカファイン株式会社「ワイドさびストップ」。
2液形エポキシ樹脂系のさび止め塗料で、素地のさびと反応し、さびを安定な状態に転換し、さびの発生を長期間抑制します。
≪鉄部ケレン作業≫
ベランダ廻りの鉄部(鉄骨)です。こちらもサビを落とすためにケレン作業からスタートです。
鉄骨はトタン壁に比べて厚みがあるので、電動工具(グラインダー)を使ってケレンを行います。機械を使用することにより、サビをより深部まで除去することが可能です👆
≪鉄部下塗り≫
トタン壁と同じ手順で、鉄部下塗り作業へと進んでいきます。
ベランダ下の鉄部はサビの進行が著しいため下塗りを2回塗装することになりました👆(※錆止め塗料は膜厚が重要です)
≪木部ケレン作業≫
続いて、木部ケレン作業です。鉄部と同様に下地処理から行います(^^)
広い面は電動工具(グラインダー)、機械が入らない箇所は手ケレンで旧塗膜を下地調整していきました。
≪木部修繕工事≫
2階大屋根の破風板(はふいた)部分は木材腐食が進んでおり、塗装でのメンテナンスだけでは難しいと判断しましたので修繕(交換)を行いました。
既存の破風板を撤去し、杉板を交換しました(^^)
その他気になる箇所もありましたので大工さんに無理をお願いして修繕していただきました💦(足場があるうちに絶対しておく方が良いので…!!)
≪木部下塗り≫
塗装工程に移ります。
下塗り材は木部用の「カンペ1液木部用下塗りHG」を使用します。
木部は塗料の吸い込みが多い素材になりますので吸い込みを防止する役割の下塗り材をたっぷり塗装する事で仕上がりに大きな差が出ます。
徳島市国府町F様邸➁ 軒天塗装・外壁中塗り・外壁上塗り・木部塗装・鉄部塗装
2024.02.10
【外壁塗装工事を行っている徳島市国府町F様邸の作業内容をご紹介します】
≪軒天塗装≫
金属系素材の軒天塗装の作業状況です。使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐侯年数は約13~16年。高耐候性の弱溶剤2液形シリコン塗料です。
【外壁色:「クールホワイト」】
≪外壁中塗り≫
続いて、トタン壁の外壁中塗り作業です。
上部分は軒天と同じ色で塗装を行います(^^)
下部分は色を替えてツートーン仕上げになります👆
【外壁色:「クエリー」】黄土色系
≪外壁上塗り≫
続いて、外壁上塗り作業へと進んでいきます。
中塗りと同じ塗料を塗り重ねます👆
ここまで外壁下塗り⇒中塗り⇒上塗りと計3回塗りを行いましたが、塗料も少し余りましたので、西日のよく当たる西面外壁は上塗り2回目(計4回塗り)の塗装をさせていただきました(^^)
安心工房では、常にお客様にとってベストな方法で施工を考えます👆
(このような場合でも追加費用は一切いただいておりませんのでご安心ください)
≪木部塗装≫
外壁塗装完了後、木部塗装の中塗り作業です。付帯部は濃彩色のこげ茶で仕上げていきます♪
また、木部塗装では硬い塗膜よりも弾力の効いた“弾性塗膜”が向いていますので木部は弾性塗料を使用しました👆
中塗り後、仕上げの上塗り作業を行います(^^)
小庇・帯板の塗装です。錆止め塗装後、木部と同色で仕上げていきました✨
≪鉄部塗装≫
ベランダ下の鉄部塗装です。
錆止め2回塗装後、中塗り・上塗り塗装を行いました👆(計4回塗り)
徳島市国府町F様邸③ シャッター塗装・雨戸塗装・ベランダ防水・パラペット塗装
2024.02.22
【外壁塗装工事を行っている徳島市国府町F様邸の作業内容をご紹介します】
≪シャッター塗装≫
シャッター塗装の作業状況です。
下地処理ケレン作業後の下塗り工程。錆止め効果と密着性向上の「パーフェクトプライマー」を下塗りします。また写真のような形状の塗装作業は、スプレーガンによる吹付塗装を行います。
刷毛やローラーで塗装できない事はありませんが、いくら丁寧に塗っても刷毛跡や継ぎ目が出てきてしまいますのでキレイに仕上がりません。
もちろん吹付塗装の場合、塗料が飛散するリスクはありますので、大掛かりな養生が必要になりますが、仕上がりのキメが細かく、光沢感も出ますのでお客様にも大変喜んで頂いています(^^♪
シャッターの塗装後、ボックス部分は手塗りで仕上げました👆
≪雨戸塗装≫
続いて雨戸塗装作業へと進んでいきます。
写真のような形状の雨戸の場合も、基本的にスプレーガンによる機械吹付塗装で表面に光沢が出るように仕上げます✨
≪ベランダ防水≫
ベランダ床の防水工事です。まずは経年劣化したモルタルの「下地調整」としてカチオン系ポリマーセメント材を塗布し、下地を整えます。
クラック補修後、全面にカチオン系ポリマーセメント材を塗布します。(下地を平滑にするため)
続いてコーキング打ち替え作業を行います。
コーキング材を充填する前に密着性向上のため専用プライマーを塗布します。
壁際の取合い部分もしっかりと防水処理を行いました♪
防水の下塗り材として“密着性向上”と下地の“吸い込みを防止”するために“プライマー”を塗布します。
続いて、防水材1回目を塗布します。今回は戸建て住宅で多く使用されている「ウレタン塗膜防水」での防水工事を行います。
1層目を翌日までしっかりと乾燥させて、2層目を塗布していきます。
ウレタン塗膜防水はしっかりと厚みを付けないと防水の耐久性に問題がでますので、最低でも2回は塗布しないと意味がありません。
最後に紫外線などから防水層を保護するために「トップコート」の塗装を行いまして完成です👆
≪パラペット塗装≫
ベランダ部分のパラペットの塗装作業です。
下塗り塗料はエスケー化研「ミラクシーラーエコ」。
水性ミラクシーラーエコは塗装面への付着が良く、モルタル下地への浸透性に優れているため上塗り塗料の吸い込みを防止する効果が期待できます。