板野郡藍住町 S様邸 屋根外壁塗装工事
板野郡藍住町S様邸① 足場組立・高圧洗浄・コーキング打ち替え
2024.02.16
≪仮設足場組立≫
板野郡藍住町S様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。
しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前の下地処理です。業務用ガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を落としていきます。
≪before⇒after≫
≪コーキング打ち替え≫
高圧洗浄後、コーキング打ち替え作業に取り掛かります。
まずが外壁継ぎ目の「目地」や「サッシ廻り」の劣化した既存コーキング材の撤去作業です。
続いて“ボンドブレーカー”と呼ばれる緑色の専用テープを貼り付けます。
通常コーキング材の接着面は目地奥(底部)を除く、2面接着になります。一見すると、目地奥と両端の3面きっちり密着させることのほうが良いように思われがちですが、3面接着の場合、外壁材の反りや建物の揺れに対して柔軟に対応できず、目地が動いた場合にコーキング材が切れてしまいます。
こういった不具合を防ぐ為に、ボンドブレーカーを入れて目地奥(底部)への接着を防ぎます。
≪プライマー塗布≫
マスキングテープで養生後、外壁材との接着性を向上させる為にプライマーを塗布します。
続いて、コーキング材を外壁目地やサッシ廻りに充鎮していきます。
充鎮したコーキング材を「金ヘラ」や「ならしバッカー」で仕上げていきます。
≪after≫
≪付帯部コーキング打ち替え≫
外壁のコーキング打ち替え完了後、軒天や破風板などの付帯部のコーキング工事を行いました👆
板野郡藍住町S様邸② 屋根下塗り・中塗り・上塗り・外壁下塗り・軒天塗装
2024.02.29
【屋根塗装工事を行っている板野郡藍住町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪屋根下塗り≫
屋根下塗り作業状況です。
塗装前の下地処理として、銅板(どうばん)の谷樋へ密着バインダーを塗布します。密着バインダーを塗布する事で付着の悪い銅板やステンレスなどの素材へ付着性を向上させます👆
下塗り塗料はアステックペイント「サーモテックシーラー」。
中塗り・上塗り塗料「スーパーシャネツサーモSi」専用の下塗り材で、スレート瓦との密着性を向上させたり、太陽光の熱吸収を抑制するため遮熱効果があります。
北面は塗料の吸い込みが大きかったので「サーモテックシーラー2回目」を塗装させていただきました👆
≪屋根中塗り≫
続いて、屋根中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。屋根用の遮熱塗料になります。
遮熱塗料には、太陽光を反射し室内の温度上昇を抑制する機能がありますので屋根材に直接塗るだけで効果があります。
また、様々な塗料メーカーの遮熱塗料がある中で、アステックペイントのスーパーシャネツサーモSiは、遮熱無機顔料(チタン複合特殊顔料)を配合していますので、高い遮熱効果を発揮します。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料のなかでも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の高い塗料です。
≪屋根上塗り≫
続いて、屋根上塗り作業です。中塗りと同じ塗料を塗装していきます。上塗りだからと塗料を薄めるのは厳禁です。
中塗りと同じように塗料をたっぷりと塗り重ねることで、耐候性のある塗装が完成します👆
≪養生作業≫
サッシ窓やベランダの手すり、コンクリート土間など、塗装を行わない部位へ塗料が飛散しないように「養生作業」をしてから外壁塗装がスタートです。
≪下地処理 パテ付け≫
外壁材の浮き部をビスで固定した箇所や新築時の釘頭など、外壁に凹みがある部分を平滑にするためにパテ付けを行います(^^)
≪外壁下塗り≫
外壁下塗り作業へと進んでいきます。使用塗料はアステックペイント「プレミアムSSシーラープライマー」。
フッ素・光触媒・無機系など一般的に付着性が悪いと言われる塗膜にも対応可能な密着性に優れた二液形の水性下塗り材です。
≪下地処理 パテ付け≫
軒天塗装の前に凹みや釘頭を平滑にするために下地処理としてパテ付けを行います👆
≪軒天塗装≫
続いて軒裏の軒天(のきてん)塗装です。
軒天にも「プレミアムSSシーラープライマー」を下塗り塗装していきます。
下塗り乾燥後、中塗り作業です。使用塗料はスズカファイン株式会社「1液ワイドビーズコートSi」。
超撥水タイプの弱溶剤塗料です。ハスの葉構造の原理を応用し、表面に微細な凹凸を施した1液ワイドビーズコートSiは、泥汚れや雨筋、水濡れによるカビや藻の繁殖を抑制し、塗膜の美観を長期にわたって保ちます。
もう一回「1液ワイドビーズコート」をたっぷりと上塗りして塗り重ねていきます(^^)
板野郡藍住町S様邸③ 外壁中塗り・上塗り・付帯部塗装
2024.03.08
【屋根・外壁塗装工事を行っている板野郡藍住町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪外壁中塗り≫
外壁中塗り作業状況です。使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000si-IR」。
①超低汚染→微密で水となじみやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
➁高耐候性⇒特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐侯年数は一般フッ素グレード並みの約15年~18年。
③遮熱性⇒室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です(^^♪
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから、上塗り作業です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
上塗り工程では「アステックプラスSW」を上塗り塗料に添加して塗装を行いました。
アステックプラスSWは、防カビ性や防藻性に優れていて、約2000種の菌に対して効果を発揮します。
※元々、外壁塗料の中にも防藻・防カビ性は入っていますが、より高い効果が発揮できます。
≪付帯部塗装≫
続いて、付帯部塗装作業へと進んでいきます。
塗装前に紙やすりで表面を研磨し入念に下地調整を行います👆
使用塗料はアステックペイント「マックスシールド1500si」。
期待耐侯年数は約13年~16年。高耐候性の弱溶剤2液形シリコン塗料です。
≪美壁color工法・ベース1回目≫
玄関廻りタイル調の外壁塗装です。下塗り工程までは他の外壁面と同じでしたが、ここからは「美壁color工法」のベース塗装1回目を行います。
美壁color工法は単色塗り(1色仕上げ)の塗装方法と違って、外壁色を2色・3色と使って塗装を行う「デザイン塗装」になります。
単色塗りの場合、どうしても新築当時のデザイン(柄)が消えてしまいますので、“のっぺり”とした印象になってしまいます。
美壁color工法はそのような悩みを解決するために開発された塗料と施工方法で、元々の意匠性をなるべく再現することが可能です(^^)
まずはベース色となる色の1回目の塗装です👆
一回目が乾燥してからベース色の2回目の塗装です。
ベース塗りが完全に乾いてから、「デザイン模様付け」⇒「トップコート塗り」の2工程を行って完成になります。
模様付けの工程はやり直しがきかないので慎重な作業になりますが、その分仕上りは期待できますので楽しみですね(^^)
板野郡藍住町S様邸④ 美壁color工法・塀塗装・付帯部塗装・ベランダ防水塗装
2024.03.23
【屋根・外壁塗装工事を行っている板野郡藍住町S様邸の作業内容をご紹介します】
≪美壁color工法・模様塗り≫
ベース塗り1回目、2回目の塗装後、美壁color工法専用の特殊ローラーで「模様塗り(デザイン)」を行っていきます👆
ある程度ランダムに仕上がるように模様付けを行っていきますが、部分的に模様が多かったり、少なかったりすると、せっかくのデザイン塗装が台無しになってしまいますので慎重に作業を進めていきました(^^;)
またデザイン塗装の場合は、私たち(職人側)とお客様のイメージの食い違いがある事も想定されますので、塗装後に必ず仕上り確認を行っております。
今回は一発合格でしたので、仕上げのクリヤー塗装を塗って完成です。
≪美壁color工法トップコート≫
美壁color工法の最終工程は「美壁トップクリヤーNC」で仕上げていきます。
クリヤー塗料まで塗装することで紫外線による色落ちを防止します👆
また美壁トップクリヤー中に、汚れが付着しにくい無機成分を配合。塗膜表面上に無機成分が配向することにより、親水性を持つ(水になじみやすい)層を形成します。この技術により塗膜に汚れが付着しても、汚れの間に水が入り込み汚れを洗い流します。
≪門塀塗装≫
ポスト付の門塀塗装です。
コンクリートやモルタルの場合、塗装前の下処理としてひび割れ(クラック)の補修がとても重要になります。特に雨水が侵入するような大きなひび割れは、建物に漏水するだけでなく媒体(構造体)にも悪影響を及ぼしますので早めの修繕が必要です。
下塗り塗料は日本ペイント「水性カチオンシーラー」。
塗料の吸い込み止めや仕上げ塗料との密着性を向上させる役割をします。
中塗り・上塗り塗料はスズカファイン株式会社「ビーズコートフレッシュ」。
この塗料の最大の特徴は、塗膜が“超撥水タイプ”の塗料という点です。塗膜表面に付いた雨水が丸まって水滴となり外壁に付着した汚れなどを絡め取りながら落ちることで、雨筋汚れやカビ・コケの発生を抑制します。
また、透湿性(とうしつせい)に優れていますので、基礎部分などの雨水を含みやすい箇所に塗装を行っても、“膨れ”や“剥がれ”のリスクが少ない「つや消し塗料」です。
≪付帯部塗装≫
続いて、付帯部塗装へと進んでいきます。まずは下地処理としてケレン作業を行います。
ケレン作業後、さび止め効果と密着性向上のために「パーフェクトプライマー」を下塗り塗装していきます。
中塗り塗料は、雨樋・破風板塗装で使用した「マックスシールド1500Si」を使用します。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要です👆
≪バルコニー防水塗装≫
続いて「FRP防水」のバルコニー塗装作業です。FRP防水にひび割れや劣化はありませんので、防水層を保護する役割の“トップコート”を塗り替えます。
密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。