名西郡石井町藍畑 K様邸 屋根・外壁塗装工事
名西郡石井町藍畑K様邸① 足場組立・高圧洗浄・屋根塗装・パラペット下塗り・軒天塗装
2024.06.29
≪仮設足場組立≫
名西郡石井町藍畑K様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。しばらくの間、近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げます。
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
≪before⇒after≫
≪屋根下塗り≫
高圧洗浄後、屋根塗装のケレン作業からスタートです。
屋根は金属製になりますのでメンテナンスを怠ると経年劣化によってサビが発生します。
ケレン作業とは、弱くなった旧塗膜を剥がしたり、表面を研磨して仕上がりを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装をすると、早期に剥がれてしまったり、仕上がりが悪くなる恐れがありますので、ケレンなどの下地処理はとても重要になります。
下塗り塗料はスズカファイン株式会社「ワイドさびストップ」。
2液形エポキシ樹脂系のさび止め塗料で、素地のさびと反応し、さびを安定状態に転換し、さびの発生を長期間抑制します。
≪屋根中塗り≫
使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモSi」。屋根用の遮熱塗料になります。
遮熱塗料には、太陽光を反射し室内の温度上昇を抑制する機能がありますので屋根材に直接塗るだけで効果があります。
また。様々な塗料メーカーの遮熱塗料がある中で、アステックペイントのスーパーシャネツサーモSiは、遮熱無機顔料(チタン複合特殊顔料)を配合していますので、高い遮熱効果を発揮します。
一般的には濃い色味の場合、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、濃い色味でも高い高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料です。シリコン塗料のなかでも、最上位の耐候性があり*当店でも人気の高い塗料です。
≪屋根上塗り≫
≪パラペット・帯板 下塗り≫
続いて、金属製のパラペット&幕板の下塗り作業です。
屋根と同様、まずはケレン作業を行っていきます👆
下塗り塗料は関西ペイント「アレスダイナミックプライマー」。
サビ止め効果と優れた付着力で上塗り材との密着性を向上させます。
≪軒天塗装≫
軒天(のきてん)=軒裏の事です。
こちらもパラペット下塗り材と同じ「アレスダイナミックプライマー」を塗装します。
続いて、軒天中塗りです。
使用塗料はアステックペイント「マルチエースⅡ」。つや消しタイプで落ち着いた仕上りになります。
また軒天は日が当たらない場所なので湿気を多く含んでいるため、カビや苔が繁殖しやすい箇所です。マルチエースⅡは防カビ・防藻効果に優れているので、お家の美観を長期間保つことが可能です。
名西郡石井町藍畑K様邸② 外壁塗装・玄関庇塗装・パラペット幕板中塗り、上塗り
2024.07.08
【屋根・外壁塗装工事を行っている名西郡石井町藍畑k様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪外壁下塗り≫
外壁塗装がスタートしました(^^)
まずは下塗り作業状況です。使用塗料は「アレスダイナミックプラサフⅡ」。
外壁塗料の吸込みが大きいと予想される外壁材には、アレスダイナミックプラサフがお勧めです👆
プラサフは、塗膜(塗装)に厚みが付きますので下地の凹凸をカバーする効果に優れ、シーラー効果と下地調整、両方の役割をします。
こちらはベランダの外壁になります。模様なしフラットのパネル素材で吸込みもない外壁材になりますので“密着性”を優先して「アレスダイナミックプライマー」を塗装しました👆
外壁材の素材によって適切な下塗り塗料を使い分ける事で、塗装後の不具合を限りなく少なくし、塗装の耐候性を少しでも長く保つことができるような施工を心掛けています。
≪外壁中塗り≫
続いて、外壁中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000Si-IR」。
①超低汚染⇒微密で水と馴染みやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えた後の美観を保つ。
②高耐候性⇒特殊アクリルシリコン樹脂と無機成分の結合により、期待耐候年数は一般フッ素グレード並みの約15年~18年。
③遮熱性⇒室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上記のような多機能性のある優れた塗料です(^^♪
今回、施主さんとご相談をさせていただきまして、外壁塗料の艶は“3分ツヤ”まで抑えることになりました。赤や黄色などの明るい色はとても素敵ですが、鮮やかな色に加えて外壁塗料のピカピカとした“艶(つや)”が出過ぎると、どうしても派手になり周辺の建物などと比べて目立ってしまうからです💦
塗装の艶を調整することで明るい色で塗り替えたとしても落ち着きのある外観になりますので、外壁色でお悩みの方にはおすすめです♪
≪外壁上塗り≫
外壁中塗り乾燥後、同じ塗料をもう一度たっぷりと塗り重ねて仕上げます👆
≪玄関庇塗装≫
玄関の庇塗装作業へと進んでいきます。
金属面になりますので、まずは表面の錆などを落とすために「ケレン」作業から行います(^^)
続いて、下塗り工程です。「アレスダイナミックプライマー」を塗装します。
下塗り乾燥後、中塗りです。
使用塗料は付帯部塗装に適したアステックペイント「マックスシールド1500Si」。
期待耐候年数は約13年~16年。高耐候性の弱溶剤2液形シリコン塗料です。
≪パラペット・幕板塗装≫
金属製のパラペット&幕板の「中塗り」「上塗り」作業です。
K様邸のようなセキスイハイムの建物は、パラペット・幕板の色がアクセントカラーになりますので、外壁色に合うような色選びが重要になり、建物のイメージを左右します👆
今回は外壁色が明るい色ですので、アクセントカラーは中彩色の落ち着いた色で塗装する事で建物全体が良い感じにまとまりました(^^)
名西郡石井町藍畑K様邸③ 物置塗装・雨戸塗装・竪樋塗装・玄関ドア塗装
2024.07.20
≪物置塗装≫
金属製の物置塗装の作業状況です。普段は気にならない場合でも建物がキレイになると目立ってくるので塗り替えをご提案しました(^^)
ケレン下地処理後、下塗り作業からスタートです👆
続いて、中塗り作業です。物置も母家(建物)と同じ配色で塗装を行いますので、
屋根部分は「マックスシールド1500Si」ベイジュ色で塗装していきます。
倉庫壁の塗料は、外壁塗装で使用した「超低汚染リファイン1000Si-IR」で塗装します。超低汚染リファインは水性(2液)塗料ですが、下塗りにプライマー(錆止め)を塗装する事で金属面にも塗装ができますので、外壁材の種類を選びません。
遮熱効果もありますので、温度上昇が予測される金属面にもオススメです♪
屋根&壁の仕上げになる上塗り工程です。
物置だからと言って手を抜いたりはしません!!きちんと“3回塗り”を行います(^^)
≪雨戸吹付け塗装≫
雨戸塗装作業へと進んでいきます。
写真のような波形の雨戸・戸袋は、基本的にコンプレッサーの機械で吹付塗装を行います。刷毛やローラーで塗装をすると、刷毛跡やローラー模様が入るのでどうしても仕上りが悪くなってしまいます。
均一に仕上げる為にはスプレーガンによる吹付塗装が適しています。
もちろん、近隣への飛散防止として養生作業は念入りに行います。
≪竪樋塗装≫
続いて、竪樋(たてどい)塗装作業です。
見積り段階ではシンナーで希釈する“弱溶剤塗料(マックスシールド1500Si)”で塗り替えを考えていましたが、前回の塗装時に水性塗料を使用していた為、旧塗膜に膨れなどの不具合が発生しましたので、職人と話し合いの結果“水性塗料”での塗装を行うことに決定しました👆
個人的には雨樋などの「塩化ビニル樹脂」製品には弱溶剤のほうが艶も出て好みではありますが、こればっかりは仕方ないですね( ノД`)シクシク…
続いて、中塗り作業です。使用塗料はエスケー化研「プレミアムシリコン」。
プレミアムシリコンはシリコン樹脂を主な原料とした“ラジカル制御型塗料”です。
塗料の劣化スピードを抑える効果が期待でき、塗装が長持ちすることで耐用年数を伸ばすことが可能です。また水性塗料なので比較的においも少ないのも特徴です。
≪玄関ドア塗装≫
玄関ドア塗装作業へと進んでいきます。
まずは下地調整のケレン作業です。表面の汚れを落としたり、細かな傷をつけて塗料の密着を良くします(^^)
≪玄関ドア・下塗り≫
≪玄関ドア・中塗り≫
≪玄関ドア・上塗りクリヤー≫
玄関部分はどうしても傷などが入りやすい為、塗料を保護するためにクリヤー塗装で仕上げました♪
足場解体後、1階の下屋根の上塗り塗装を行いまして工事完工です(^^)