徳島市北田宮 S様邸 屋根・外壁塗装工事
徳島市北田宮S様邸① 足場組立・高圧洗浄・コーキング打ち替え
2024.08.08
≪仮設足場組立≫
徳島市北田宮S様邸の屋根・外壁塗装工事が始まりました。近隣の皆様方には大変ご迷惑をお掛けしますがご理解・ご協力をお願い申し上げますm(__)m
≪高圧洗浄(水洗い)≫
塗装工事に入る前にまずは高圧洗浄機を使って苔や藻などの汚れ、劣化した塗膜を丁寧に落としていきます。
塗装面の洗浄を行うことで、塗料の付着性の向上や仕上がり(美観)、耐久性にも影響しますので欠かせない工程になります👆
≪before⇒after≫
≪コーキング打ち替え≫
外壁サイディングボードの目地(継ぎ目)やサッシ窓の周りには、主に雨水の侵入を防ぐためにコーキング材が充鎮されています。
塗装と同じようにコーキング材も劣化しますので、外壁塗装前に新しく打ち替える必要があります。
まずはカッターなどで古いコーキング材を全て撤去します。
既存のコーキングは基本的に撤去するのが望ましいです。コーキングを剥がさずに、そのまま上に「増し打ち」するだけではコーキング材の厚みが不足し、耐久性に大きな影響が出るためです。
安心工房では、既存のコーキングを全撤去する「打ち替え」を行うようにしています👆
≪外壁ビス止め補修≫
続いては外壁補修です。
コーキング撤去後、外壁材の浮きが多数見受けられましたのでコーキング充填前に建物全体をチェックし補修を行いました。
≪プライマー塗布≫
マスキングテープ養生後、外壁材と接着性を向上させる為にプライマーを塗布します。
≪コーキング充鎮・ヘラ仕上げ≫
続いて、建物の防水として重要なコーキング材(シーリング)を外壁目地やサッシ廻りに充鎮し、ヘラ等でならして仕上げていきます。
≪after≫
外壁塗装前のコーキング打ち替え工事が完了しました(^^♪
徳島市北田宮S様邸② 屋根塗装・軒天塗装・外壁塗装
2024.08.17
【屋根・外壁塗装を行っている徳島市北田宮S様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪屋根下塗り≫
屋根塗装前のケレン作業からスタートです。
ケレン作業とは、弱くなった旧塗膜を剥がしたり、表面を研磨して仕上がりを良くするために行います。ケレン作業を行わずにそのまま塗装をすると、早期に剥がれてしまったり、仕上がりが悪くなる恐れがありますので、ケレンなどの下地処理はとても重要になります。
下塗り塗料は関西ペイント「アレスダイナミックプライマー」。
さび止め効果と優れた付着力で上塗り材との密着性を向上させます。
≪屋根中塗り≫
続いて、屋根中塗り作業です。使用塗料はアステックペイント「スーパーシャネツサーモF(フッ素)」。
一般的には濃い色味の場合は、日射反射率(遮熱性)が低くなりますが、スーパーシャネツサーモシリーズは濃い色味でも高日射反射を実現します。プラスα、無機顔料は紫外線に強いため変色・退色がしにくい塗料で、スーパーシャネツサーモFは、16年~20年相当の耐候性を保持しています。(*屋根の状態により異なる)
≪屋根上塗り≫
屋根上塗り作業です。中塗り塗料と同じ塗料を塗装していきます。上塗りだからと塗料を薄めるのは厳禁です。
中塗りと同じように塗料をたっぷりと塗り重ねることで、耐候性のある塗装が完成します👆
≪軒天塗装≫
軒天=軒裏の事です。まずは下地処理として、釘穴や欠損部のパテ付けからスタートです。
下塗り使用塗料は日本ペイント「ケンエースGⅡ」。
軒天専用のつや消し塗料です。湿気の溜まりやすい軒天ですが、ケンエースGⅡは透湿性や防カビ性に優れています。
また基本的にシーラーレス(下塗り不要)で、つや消しなので落ち着いた仕上がりになります(^^)/
≪外壁下塗り≫
外壁材の釘穴などの下地処理です。新築時にパテ(ビスパテ)をした部分が痩せていたり、無くなっていたりしますので、塗装前にしっかりと処理します。
外壁補修後、下塗り作業へと進んでいきます。使用塗料は「アレスダイナミックプラサフⅡ」。
外壁塗料の吸込が大きいと予想される外壁材には、アレスダイナミックプラサフがお勧めです👆
プラサフは、塗膜(塗装)に厚みが付きますので下地の凹凸をカバーする効果に優れ、シーラー効果と下地調整、両方の役割をします。
≪外壁中塗り≫
続いて、外壁中塗り作業へと進んでいきます。ここからがお客様に選んで頂いた外壁色を塗装する工程となります。
S様からは「できるだけ現状の色に合わせて塗装してほしい」とのご要望を伺っておりますので、新築当時を思い出していただけるように慎重に色選びを行いました。
使用塗料はアステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」。
①超低汚染⇒微密で水に馴染みやすい塗膜が外壁汚れの付着を防ぐだけでなく、付着した汚れを雨水で洗い流す効果があるので、塗り替えした後の美観を保つ。
②高耐候性⇒フッ素樹脂と無機成分の結合により、メーカー期待耐候年数は20年~24年。(※立地条件、築年数により異なります)
③遮熱性⇒太陽光を反射する事で室内の温度上昇を抑え、塗膜が汚れにくいので遮熱効果も長持ちする。
上位のような多機能性のある優れた塗料です。
≪外壁上塗り≫
中塗り乾燥後、12時間以上しっかりと乾燥させてから上塗り工程です。
安心工房では外壁塗装の工程は※一日一工程までと定めています。春夏秋冬、季節に関係なく「下塗り」「中塗り」「上塗り」まで、塗装間隔(インターバル)をしっかりと守ることで塗料性能を最大限まで引き出す努力をいたします。
徳島市北田宮S様邸③ 付帯部塗装・外壁&破風板 張替え・破風板塗装
2024.09.03
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市北田宮S様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪付帯部塗装≫
付帯部の塗装作業状況です。まずは下地処理の“ケレン作業”からです。
表面に細かな傷をつけて塗料の付着性が良くなるように下地処理を行います。
中塗り・上塗り塗料はアステックペイント「マックスシールド1500F(フッ素)」。
弱溶剤2液形フッソ塗料で、期待耐侯年数は約16年~20年。
塗料選びの際には、屋根や外壁だけに注目しがちですが、付帯部にも高耐候性塗料を使用して耐用年数のバランスを合わせることが重要になります👆
鼻隠しは色違いのマックスシールド1500F(フッソ)を使用します。
雨樋はブラック系、破風板はブラウン系で塗装を行いました(^^)
室外機ダクトカバーの塗装も行います👆
外壁色や窓サッシに合うように赤みの少ないブラウン系で塗装します。
≪外壁&破風板 張り替え≫
西面・東面の「外壁材」と「破風板」の経年劣化が進行し、塗装メンテナンスでは耐久性に問題がありましたので、張替工事(交換)をさせていただきました。
工事着手前にドローンで建物調査を行った際に外壁材の反りや破風板の塗装が酷く傷んでいる状態を確認しました。
既存の外壁材を解体撤去した写真になります。幸い雨水が多く侵入していた形跡はなく、下地木材(胴縁)や透湿防水シートの状態に問題はありませんでした👆
築後10年以上経過している場合、外壁材が廃盤になっている事が多く、既存の外壁と同じものは無いケースがほとんどですが今回は運良く新築当時の製品がありましたので見た目も全く違和感なく張替工事が完了しました(^^♪
【ケイミュー株式会社:「キャストストライプ」16mm】
外壁張替後は破風板のケイカル板を張替します。
“ケイカル板”はケイ酸カルシウム板の事で、軒天材や破風板に多く使用されている建材になります。
≪破風板塗装≫
張替後の破風板(ケイカル板)塗装作業状況です。
無塗装のケイカル板を張りましたので仕上げの塗装工事になります👆
まずは密着性の向上や吸込みを防止する「ファインパーフェクトシーラー」を下塗りに塗装します。
もちろんビス穴(釘穴)はパテ処理を行っています(^^)
鼻隠しで使用した高耐候性塗料「マックスシールド1500F」で塗装していきます。
徳島市北田宮S様邸④ 水切り塗装・シャッターBOX塗装・出窓塗装・外壁塗装(ガルバリウム)・ベランダ防水塗装
2024.09.13
【屋根・外壁塗装工事を行っている徳島市北田宮S様邸の作業内容をご紹介いたします】
≪水切り塗装≫
鉄部の水切り塗装作業状況です。
まずは塗装前に紙やすりで表面を研磨し入念に下地調整を行います👆
≪シャッターBOX塗装≫
スチール製のシャッターBOXも同じ手順で行っていきます。
≪出窓塗装≫
続いて出窓上の鉄部塗装作業へと進んでいきます。
≪外壁塗装(ガルバリウム)≫
1階玄関横のガルバリウム外壁の塗装作業へと進んでいきます。
正式には“ガルバリウム鋼板”と呼びます。昔で言う「トタン」を錆びにくく加工・成形した金属製の建材になります👆
近年、屋根材や外壁材に多く使用されており、形状や塗装色もいくつかパターンがあります。人気な理由としては“軽量で錆びに強い”という点と“スタイリッシュな外観”ではないでしょうか。
ガルバリウムの塗り替え工程はケレン作業からスタートです(^^)
表面に細かな“白サビ”が発生していましたので、入念に紙やすりで研磨作業を行いました👆
続いて下塗り作業です。
使用塗料は関西ペイント「アレスダイナミックプライマー」。
万能型の下塗り塗料で、「アルミ」「樹脂」「木部」などの様々な素材に優れた付着力で上塗り材との密着性を向上させます。
また、写真のような凹凸の深い形状の外壁材の場合は、
基本的にスプレーガンによる機械吹付塗装で表面にムラが発生しないように仕上げます✨
刷毛やローラーでも塗装はできない事もありませんが、毛が抜けたり刷毛跡が残ったりとあまりキレイに仕上がりませんので現場ごとに最適な塗装方法で作業を行います!!
下塗り乾燥後、中塗り・上塗りと塗装して仕上げていきます👆
≪ベランダ塗装≫
続いてベランダ床の「FRP防水」の塗装作業状況です。
FRP防水層にひび割れや劣化はありませんでしたが、防水層を保護する「トップコート塗装」の浮きや膨れが全体的に見られましたので、電動工具を使用し研磨作業を丁寧に行いました👆
ケレン作業後、防水層の清掃や油分を除去するために“脱脂”を行います。(アセトン拭き)
ここから防水塗装の下塗り作業です。
密着性向上のために「リガードプライマー」を下塗り材として塗装していきます。
下塗り乾燥後、上塗り(トップコート)です。
使用塗料はアステックペイント「リガードトップ」。
リガードトップは、防水層の表面をコーティングすることで紫外線などからFRP防水を保護する役割をします。